ボーカロイドにゃいと!たぶん最速レポート

今、始発で帰ってきました。
今から、最速レポート書いてから寝ます。


23:30頃、待ちきれなくなって新宿ロフトプラスワンにちょいと早めに着いてしまう。
会場前、ロフトプラスワンの外には開場待ち(たぶん)と思しき人の群れ。


0:00頃先行予約の列が整理券順に階段に並び始める。
入り口あたりまで降りていったら、顔なじみのロフトのスタッフさんに「7月あたりの怪談のイベント出てくださいよ」と声掛けられた。内容も確かめずに「いいよー」と調子よく快諾。
そういや、3/8のニコニコミュージシャンライブ(阿佐ヶ谷ロフトA)、3/15のHEREさん(新宿ロフト)、本日のボーカロイドにゃいと!(新宿ロフトプラスワン)と、今月3回のライブは全部ロフト系だった。ロフトのイベントガイド、3冊目だよ(^^;)


当日抽選で当たりが出ると買えるという「みくよん http://nagimiso.blog.shinobi.jp/ 」同人誌、「moon」CDは買えなかった。さすがくじ運が悪いことで定評のある(ry


0:20開始予定だったのだが10分押して、0:30開始。
会場にはレイヤーの方がちらほら。KAITO*1ではなく、デッドボールP&レッドカードPことサ骨P。デPは黒いスーツで、サ骨Pは赤いジャケットにメガホン持って登場。デP結構イケメンだった。
トークする白黒司会の背後で、相撲を取る、影絵など、ラジオを聞いている人にはわかりにくい会場オンリーの小ネタを乱発するデPとサ骨P。

6solコーナーはさらりと流して、「ゲストのお二人に質問」コーナーで聞き取れたものは以下のような話題。

  • デP:初恋は小四のとき/KAITOの特徴はぶっちゃけ青マフラーだけなので、誰にでも二次創作ができて大変便利/百合小説はAmazonのオススメを「ここからここまで全部」という一気買いをして買って読んでる/実はヤオイも詳しい/鏡音リンを買ったとき、なぜかうちのパッケージにはレンは入ってなかった
  • サ骨P:今読んでる本はポケモンの攻略本。パール&ダイアモンドの。

ここで会場にcosMoPがきてる、とステージ上からデPが名指し。


このあと、カラオケタイムというかVocaloid曲を全て集めているという方のデータベースから、動画ピックアップタイム。ステージ中央のスクリーンに、見慣れた動画が次々に。
流れた動画でメモれたものは以下の通り*2

  • DTMってなに
  • 嘘歌
  • ラジカルペイント(cosMoPがステージに上げられてマイク握って熱唱)
  • 輝く希望の謳(シンPがステージに上げられてマイク握って熱唱。Pといえど、急に振られると歌詞テロップを見ながらでないと歌えないっぽい。でもさすがにうまい)

ここでbaker&ゆうゆのリミックスタイムが始まる。
bakerPはステージで「こんなおもろいこと、黙って見過ごせない!」というような挨拶。ゆうゆPはブースでファイル操作。

  • ハイブリッド Remix ゆうゆ
  • Packaged Remix baker
  • moon Remix iroha(本人、ステージでご挨拶のみ)
  • 恋は戦争 Remix baker(ふと振り返ると、サ骨Pが椅子で寝オチしてるw)
  • サウンド Remix ゆうゆ(baker本人がステージへ)
  • 桜の季節 Remix baker(ゆうゆ本人がステージへ)
  • 近未来都市 Remix ゆうゆ

近未来都市の途中で、サ骨Pに「一杯奢らせてもらえませんか」と申し出て、一杯飲んで貰った。カルアミルク。サ骨Pの作曲ペースは凄く早いのだが、曲もさることながら歌詞の密度と速さの矢継ぎ早っぷりに常々感心してた。言いたいことがいっぱいあるときほど歌詞は入念にじっくり作るのだそう。普段は歌詞と曲が同時に出てくるのだそう。
そんな話をしてたとき、もしかしたら一曲聞き逃してたかもしれない。


トイレ行って一服して戻ってきたら、朗読劇始まる。
鳥生さん作、うーたん、デP、鳥生、6sol出演。
「永遠に続く11歳」という作品で、デPの「木枯らしの朝」をモチーフにした萌え系ミニドラマ。作中、「続・既成事実」と「やらないか」をデPが熱唱。


このあと、またまたカラオケタイム。合唱用に見やすい字幕が入ったもの。
この時点で3:00くらい。
○○○Pがステージで熱唱って書いてあるときは、だいたいフロアでもみんな熱唱しているw


この後、今日が結婚記念日の方&3月が誕生日だという方のご紹介など。

この時点で3:45くらい。
さらにカラオケ的合唱続く。

  • ココロ
  • 雲の遺跡
  • 夢みることり
  • カルー森遺跡
  • Time Signal(これが掛かってるとき、「もしやAZUKIさんでは」とお声がけいただいた。「つやつやです」「アッーw、これはもうどうもどうも」的にご挨拶などする。つやつやPの謎がひとつかふたつ同時に解けました。足綺麗でしたw)
  • コンビニ
  • NOSTALOGIC
  • リンレンラリリン
  • スイミー
  • いつしか、必ず(デPまたまたステージに上がって熱唱)
  • それが僕らのジャスティス(シンPまたまたステージに)
  • Melody...

有名どころのメジャー曲がとにかく目白押し。有名だけど「歌える曲」を重点的にチョイスした感じだった。


このほかに、ichiP、オレPなどもさりげなく会場に。有名P密度の濃いイベントだった。


最後は「会場全体でにゃっぽん!」と吼えて締め。



その他のメモに残ってるこぼれ話。

  • デPの次のライブは5月
  • フードメニューに目玉Pのとこの「ごめす」が出てたらしい(食べんかった)
  • ネギメニュー充実
  • Vocaloid Night関西は行われるらしい

……駆け足でイベントレポートでした。
書き終わったので寝ます。
起きたらまた仕事だ!









……寝て目が覚めて仕事一息ついたので、思い出した所感などぼつぼつ。


P同士はにゃっぽん、ハツネギ、mixiなどで接点があることもあって、ライブというよりも、交流会的要素の強いイベントであった。事前にネームシールを用意してきている人も多く、それのおかげで有名Pの見分けが付いたw


全容としてはステージ付きオフ会+ラジオ公開録音イベントが基本にある。スクリーンライブ、またはクラブイベントっぽさもないではないけど、そういう形のイベント*3を目指そうにも、参加者側が不慣れなところもあるかも。


いつも見てる動画を改めて大勢で見てる感が強いんだけど、フロアの盛り上がりを見ていて、リアル弾幕を見た気持ちにならんでもない(^^;)
4時間弱という枠は長いようであっという間。大きく分けて、ゲストを交えてのMC、オリジナル動画をスクリーン試聴、朗読劇、アレンジリミックス(baker&ゆうゆ)、カラオケ合唱、という構成だったが、企画の数としては無難だったと思う。


というのは、この手のイベントというのは場の勢いで押しがちになるもので、予め用意した企画をタイムスケジュールにぎっちり押し込んで押し進めるのは、慣れた司会進行者でも結構難しい。その意味で、企画の数をこれ以上増やしていたら、全般に細切れ・ぶつ切りの押しつけ感の強いものになってしまっていたかもしれない。朗読劇、アレンジリミックスのボリュームはあのくらいで丁度良かったと思うし。


デPは相当頭の回転が速い&アドリブが効く人、という印象。元々持ってる情報量が多い人(ダジャレを連発できる落語家さんとか)によくあるタイプなのだけど、なんというか機転が利く人。
これは資質の問題+ステージ慣れしているかどうか、という経験の部分も大きいのではないかと思う。バンドやっててライブ経験があってステージでMCをやったことがある人、人前に立つ経験があるかないかというのは結構大きい。
シンP、cosMoP(暴走P)、他のPはデPと比べてしまうとどうしても随分シャイにも見えた。これはデPが突出して舞台慣れしている&テンション高めの人、というのもあるのだろうけど、大多数のPは打ち込み系でステージ経験がないP=普通の人であるわけで、誰でもステージに上がらせれば気の利いたことが言えるわけではない。ステージ映えする、ステージ慣れした人という意味でも、デPやサ骨Pのようなタレント性というのは稀少なのだと思う。
デPは機転が利くトリックスターであるが故に、時間を区切っての進行がきちんと出来るタイムキーパー的アシスタントと組ませたら、案外おもしろいステージができるのかもしんないなとも思ったが、まあこのへんは余談。


カラオケ合唱タイムでは、会場に居合わせた有名Pの曲がかかると、作者当人がステージに上げられてマイクで歌う〜というシーンがしばしばあった。欲を言えば、予め掛かる曲は決めてあるわけだから、ここでP紹介のMCが入っても面白かったかもしれない*4


もっと欲を言えば、ライブ演奏タイムも欲しかったなあ、と言う気がしなくもない。普通のライブだと1バンド=4曲で持ち時間30分程度といったところだから、複数のバンドではなく特別編成で1バンドの絞るとか。もしくは、アコギ1本でのライブ演奏でもいいんで。つやつやPの生演奏とか聴いてみたかったw
ただ、アドリブで伸び縮みさせられるトーク中心のトークライブ&スクリーンイベントと違って、バンド演奏となると機材の搬入、セッティング、リハ、それ以前に「いつ何処でどうやって誰が練習してくんだよ」などの諸問題が発生するので、なかなか実現は難しかろうと思うけど。


仮にそれをやるとしても、やはり1企画で30分はみっちりやらないと盛り上がる前に時間切れになっちゃう。全行程4時間として、途中の調整なんかも考えると、やはり企画の数は5〜6本程度が妥当なのではないかなと思った。


今度は「Vocaloidバンド」+「歌ってみたシンガー」でボカロ系音楽オンリー……なんていうジョイントライブ的イベントがあれば是非行ってみたいなー、と思った。
交流イベント的なものもいいけど、3/8のニコニコミュージシャンライブで味わったような「生演奏の迫力と破壊力」を、ボカロ系楽曲でも堪能できたらいいのになー、とかなんとか。サブカルトークライブの企画と、バンドのライブ企画とでは向いてる方向が必ずしも同じではない(客層も含む話w)のでなかなか難しいと思うけど、機会が在ればまた時間を作りたいところ。


そういえば、同じ3/22という日程で、かにぱん。/(V)・∀・(V)のライブもあったらしい。そっちも行きたかったなー。身体足りないorz

*1:アイス持ってた)、鏡音レン初音ミク(ノーマル、初期型ポニー、金髪の3種)、デッドボールPたん、ドアラなどなど。縞パン被ってる人もいたw 司会は白いミク廃こと純白スーツのTHB/鳥生さん&黒いミク廃ことタキシード仮面6solさん。 最初にネットラジオ用の公開録音があった。MCスタートは0:40頃。 メインゲストはデッドカードP((鳥生さん噛んだ

*2:途中、トイレ立ったりで自信ないところもあるけど、おそらくセットリストの9割は拾えたと思う。

*3:スタイリッシュなクラブイベントみたいなもの

*4:イントロとか間奏の部分とかで。いちいち曲を止めると流れが滞るので、次々に音楽を止めずに流していたのは正解だと思う。

「極」怖い話

本日、月末発売の新刊「極」怖い話の刷り見本が届いた。
「弩」怖い話は昨年でひとまず一段落ということで、今年は「極」怖い話になりました。サブタイトルなし。本文構成は「超」怖い話「弩」怖い話ともまたちょっと違う感じで。カバーイラストはいつもの久保田康司さんではなく、ネコノテンシスタジオの浅沼テイジさんによるもの。
真っ赤な満月が目印です。

「極」怖い話



お待ちかねの担当O女史による帯キャッチは、


眩暈がするほどの濃さ。
奇怪で、陰惨な恐怖の味。

勇気ある怪談ジャンキーに捧ぐ、オール実話。


と、そんな感じで。

CD続々、今夜はボーカロイドにゃいと!

本日深夜零時より、新宿ロフトプラスワンにて、ボーカロイドにゃっぽんのライブイベントとのこと。
行きますよ。万障繰り合わせて。
今、必死に仕事中。


本日のブレイク曲は、おそらくこの2曲。


夕日坂

Celestial Symphony

夕日坂は「みっくりすます http://www.nicovideo.jp/watch/sm1755010」「ぶちぬけ2008 http://www.nicovideo.jp/watch/sm1853135」「歌に形はないけれど http://www.nicovideo.jp/watch/sm2085047」のきりたんPの最新作なんだけど、そのきりたんPの前作「歌に形はないけれど」が、CD化&JOYSOUNDでのカラオケ配信(5月から)が決定したらしい。歌に形はないけれどCD(ぶちぬけ2008&歌に形はないけれどピアノアレンジ入り)は同人という形でのリリースに留まるものの、その次の6月発売の2ndシングル(3曲入り)からは、全国CDショップ&Amazonでも扱われるとのこと。
LALAWAYに続いて、ボカロ音楽がメジャーの荒海に漕ぎ出していった……ということで、是非応援したいと思う。CD買おう。


CD買うと言えば目玉PのCD(こちらは同人CDで1枚500円)もいろいろ出ている模様。
http://megamin.jp/modules/xeblog/?action_xeblog_details=1&blog_id=78
目玉Pの曲&あの絵wは、なんか味があって好き。
こちらはニコ動などに公開されている曲に加えて、まだニコ動に公開されていない曲も入っているとのこと。通販で手に入るということなので、買おうかと思う。
http://p.e-meet.jp/shop/



それはそれとして、本日もっともツボにはまった曲。

ハチミツとクローバー
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2733105


ハチミツとクローバー、いいですよね。そのイメージで作られたオリジナル曲という……。超展開だけど。