妄想の型紙

azuki-glg2005-05-16

せっかく妄想したので、型紙を作ってみた。
 
車輌番号はゴシックと書体が決まっているそうなので、Photoshopで作ってみる。
部隊標識は丸ゴシックということになっているようだが、資料を当たってみると結構まちまち。板か何かのテンプレで一気に吹いていると思われるので、これまた資料写真をベースにPhotoshopで自作し、車両番号ともどもプリントアウト。
これを、薄いボール紙(またはダンボール)にトレスダウンして、カッターで切り抜き。
これで型紙ができた。
車番+部隊標識を入れる場所(カウル上)に当てて上からスプレーすればOKなわけだが、カウルは曲面なので、何度か別のもので実験してみてから本番とする。
出来はちょっとアレだが、それが却っていい味を醸し出してくれるのではないか、と期待。
 
スターターケースに描く陸自標識(桜のマーク)は、ケースをオリーブドラブで塗装した後、こちらはケースに直接マスキングテープを貼り、これまたPhotoshopで作った標識をプリントアウトしたものをトレスダウンしてカッターで切り抜き。できた空白をマットホワイトでスプレーした。乾燥したらマスキングテープを丁寧に剥がして完成。
失敗していたら、ケースをオリーブドラブで塗り直すところからやり直して(つД`)、車番+部隊標識と同じ型紙を作って吹き直しになる。
 
高校時代、美術部でエアブラシを使ったイラストばかり描いていたのだが(そのうちに飽きて仏像画を描き始めた)、その頃は「絵を描く」=「エアブラシの掃除(吹いたらすぐに洗わないと詰まるから)+下絵のトレスダウン&マスキングフィルムを切り抜く」という毎日だった。
デザインナイフでちまちまとトレスダウンした線の上に貼ったフィルムを切り抜いていくわけだが、切りすぎると画面がえぐれてしまい、吹いて切って剥がしてやり直して……の繰り返しばっかりだったことをふと思い出した。
 
その頃エアブラシで描いた絵はこっぱずかしくてとても見られたものではないのだが、後期に描いていた仏像画(婆娑羅像だったと思う)のほうは、親が気に入ったらしくて今も実家の玄関先に飾られている。