ナイナイの神様

別の仕事のネタを考えつつ、レシーバーの改造に着手。
ときどき手を止めて、思いついたことを書きとめる。(ノートに手書き(笑))
で、配線と加工の目処が立ったので、「よし、ハンダ付けするか……」と思ったらハンダごてが見つからない。
前回、なんかプラスティック加工の必要があって、ホットナイフ代わりに使ったのが最後だった気がする。ここんところはずっと木工ばかりだったので、数ヶ月見かけた記憶がない。
が、この家で木・プラスティック(樹脂)の工作を趣味にしているのは僕だけであって、家人やまさか麟太郎がどうこうするとは思えない。
ということは、この部屋のどこかにあるはずなわけだが……。
隙間にモノを突っ込む、棚にフックを付けてぶら下げる、というクセがあるので、下ばかり探しているとその手のモノは大概見つからない。
が、上見ても下見ても隙間見ても出てこない……。
一昨日食った飯を思い出せないのに、数ヶ月前のハンダごての場所が思い出せるわけないんであって……うー。
 
だめだ。
やっぱり、全然思い出せない。
 
 
 
夢明さんからメール。
明日の朝、一発クルらしい。
ただ、首を痛めてるらしく〈顎がうごかなーい〉と不安な喘ぎも知らされてくる。
お祓い行きましたか、とはちょっと聞けない。あの人はたぶん間違いなく行ってない。
行く暇なんかないことは、本人がいちばん自覚してるだろうし、暇があっても行かない気がする。というか行かないだろう。
夢明さんも戦っているのだ。何かと。
僕も戦おう。
 
ハンダごて、どこだ。
 
しかし、夢明さんが苦しんでるのに加藤は遊んでばかりではないか、と叱られそうであるのだが、夢明さんの原稿が来ないことには手が付けらんないのである。そして、来たら来たでケツは決まってるわけで、今はもう邪天の御技に願掛けるよりないわけで……。
皆様も祈ってください。
原稿揃ったとき、僕の体調が無事であることも、ほんの少しだけ何かのついでに祈ってください。