また早起きしてしまった……

まあ、早寝してんだから早起きすんのは当たり前。
だいたい6時間くらいで目が覚めるライフスタイルは変わらず。
が、昨日の今日だし、今日は絶対にはずせない用事があるし、昨日の仕事終わってないので今日は走りには行かない。天気は良さそうだけど(^^;)
 
先日手に入れた難材の加工は、ばたばたしてたのと解決策が思いつかないのとでしばらく棚上げしてた。仮にビットの刃を替えたところで、「太い刃だと抵抗が増して、噛んで回らない」「細い刃から広げようとすると、ゴムの伸縮で吸収されて広がらない」ということには変わりないわけで、「ドリルで広げる」ためには今使ってる電動ドリルよりもっと強力なドリルを使え、ということになる。それは高く付くのでちょっとなあ。(もちろん、強力なドリルはあるに越したことないけど、今の作業内容なら今のドリルで一応足りるし)
ということで、考え方を変えて皮革加工用のポンチを試してみることにした。
革細工の穴開けなんかに使われる工具だが、エッジの鋭くなった筒型の鋼鉄製タガネの一種で、素材に載せて反対側をハンマーで叩いたり、またはスクリュー状のハンドルに付けてねじ込んだりする。(ドリルに付けるようにはなってない)えぐった後の素材は、横に空いている穴からぼろり、と出てくるわけだ。
せいぜい4〜5mm程度の皮革を念頭に置いた工具ではあるので、10mm厚の繊維入りゴムに使えるかどうかは試してみないとちょっとわからないのだが、ゴムそのものはそんなに固い素材じゃなくてカッターナイフで切り分けられる程度なので、案外いけそうな気がする。
8mm径(上下の固定)、10mm径(フックとの固定部分)の2本を買ったが、1本320円と非常にリーズナブル(もちろん、いいのを買えば3倍以上の値が付くんだろうけど(^^;))。
 
まずは仕事を頑張って、それから難材に再挑戦してみよう。
あくまで仕事が先。頑張れ自分。
 
ところで、「ポンチ」って工具は英語で書くと「Punch」で、「パンチ」と同じ意味。もちろん、「パンチング加工(鉄板などに丸穴をぽこぽこ開ける加工)」などのように、パンチでも意味は同じ。なのに、あの円筒形の丸形タガネに限っては「ポンチ」という。どこで「ポンチ」が定着したのか。
ちなみに、滑稽画のことを「ポンチ絵」というが(死語です)、このポンチの語源は英国漫画誌「Punch」にちなむのだそうで、本来の音はこちらも「パンチ(Punch)」。平凡パンチとかもこのへんからきてるんだろか。
しかし、これまたどっかのなんかのタイミングで「パンチ絵」にならずに「ポンチ絵」になってしまった。たぶん、双方の言葉が入ってきた時期が同じなんだろうなー、当時は「パンチ」でなく「ポンチ」って発音で定着してたんかなー。
もし、「パンチ」に改まらなかったら、「ジョー! そこだ、ポンチだ!」とか、「ギャラクティカ・マグナム、コークスクリュー・ポンチ……なんて凄いポンチなんだ!」とか、そういう漫画を読んでいたかもしれんわけで。
ポンチを「パンチ」と読み替えて定着させた人に乾杯。