チャンバー

ついでにG-Motionのチャンバーを修理する。
先日、チャンバーのボルトが外れてすげー音になっていたが、どうやらボルトは折れていたわけではなく緩んで外れていただけだった様子。とりあえず手が入るところまでバラしてボルトを締め直す。残っていた方のボルトも緩んでいたので、そちらも締め直す。
が、チャンバーがエンジン熱で熱くなったままボルトが緩んで片側が外れたため、緩んでずれたチャンバーが当たってプラスティック製のエンジンカバーが一部溶けてしまっている。
修理を終えた後、試しにエンジンを掛けてみると、「パパパパパ……」と、なんやら高い音がする。動作に支障はないようなので構わないと言えば構わないのだが、今ひとつ不安ではある。
 
E-TONに限ったことではないのだが、E-TON、TG43/52、TL43/52、レプリカは、それぞれスターターの形状が違う。そして、リコイルスターターのロープは、案外切れやすい、という話がある。僕はTG43で切れたことはないのだが(弁がロックしたことはある)、レプリカは頻繁に「切れた!」という話を聞く。スターターは回転部分、ハンドル、ロープ、カバーが一体になってひとつの部品になっていて、TG43/52、レプリカあたりのスターターは2000円前後くらいで入手できないこともない。価格は高そうだが、TL43/52のスターターは国内メーカーから手に入れるルートもありそうだ。
問題はE-TONのスターター。
見たところ、TG系、TL系、レプリカ系のどれとも形状が異なるっぽい。
「問題なく動いているところには手を付けない(ロシアロケット工学のジンクス)」ということからまだE-TONのスターターは開けていないのだが、遠からず補充部品としてE-TONのスターターを入手するルートが必要になるのではあるまいか。
国内にはE-TONのATVを完成品として扱っているディーラーはあるようだが、個別のエンジン補修パーツを扱っているかどうか(小売りしてくれるのかどうか)は不明。互換性のある代替パーツがあるかどうかも不明である。
スターターロープに万一のことがあると、その日から乗れなくなっちゃうわけで、問題がない今のうちに対策を考えておいた方がよさそうだ。