お客様用悪魔の敷物

囲炉裏のあるリビングには、他にエアコンとセラミックファンヒーターも置かれている。
囲炉裏に炭を熾すのは割と火の始末が面倒(^^;)なので、日常的にはもっぱらファンヒーターが使われる。が、ファンヒーターというのは部分的に(というか、ファンヒーターの前のみ)しか暖かくないわけで、人と猫の奪い合いが起こる。エアコンはエアコンで、部屋の天井付近を温めるばかりで、猫タワーの頂上付近まで登れる麟太郎のみが暖かい。以前、エアコンの空気をかき混ぜる扇風機(笑)を買ったが、駆動音がうるさい上に、風が当たって寒い。エアコン、乾くし。
囲炉裏を使ってるときは使ってるときで、空気の通りがいいように窓を細く開けている。(こまめに開ければ普段は閉めていてもいいのだろうが、酒でべろんべろんになることが多いので、一酸化炭素中毒対策で最初から窓を開けている)
そうなるとやっぱり寒い。特に、囲炉裏の下、膝元・尻の下が寒い。


というわけで、お客様に風邪を引かせないための暖房具ということで、ホットカーペット(二畳用)を導入。囲炉裏の下に敷く。
「わーい、わーい、暖かいぞ。わーい」
部屋の灯り+テレビ類+ホットカーペット+エアコン+ファンヒーター+ポットでお湯を沸かす+電子レンジ……ここでブレーカーが落ちる。この家に越してきて初めて。
ブレーカーは全家屋が落ちるわけではなく、リビング周りのある二階だけ個別に落ちた模様で、三階、一階は生きていたため、速やかに復帰。


ホットカーペットのおかげで、我が家の限界が5年目にしてようやく判った。