超-1覚え書き
実は、集計と平行して、「超-1を通じて感じたこと、僕自身が顧みないといけないこと、怪談著者として迎えられることになるであろう人に、色々たたき込むためのこと」などを書き留めている。
以前、禍禍を書いたときに、怪談に疎い編集さんのための「90年代以降の実話怪談の構造」をまとめたテキストちゅーかレポートのようなものを、禍禍の1/3くらいの分量で書いている*1のだが、今回は「これから怪談著者になる人に助言を贈るとしたら」という前提+自分のための覚え書きとして書いている。
昨年末くらいから思い立つたびに書き留めていたのだが、4月のマシンクラッシュのときに、直前まで使っていた復活榎*2のデスクトップに起きっぱなしになっていた。たぶんそれは40〜50kbくらいはあったはず。
今書いているものはそれとはまた別で、主に超-1を通じて得た戦陣訓をまとめたもので、まだ17kbくらいだからかなりささやか。
「怪談のヒント」なるタイトルを付けてウマウマとまとめている。
僕はどちらかと言えば「やや、メモ魔」の部類に入るのだが、メモを書くとその時点で安心してしまって、メモに書いた内容をスカっと忘れてしまう。書くと覚えるっていうけど、ありゃ嘘だと思う。インディー・ジョーンズ3でショーン・コネリーも(インディーの父ちゃん)も言っていた。
「自分で手帳に書いたのに、なぜ覚えてないんです!」
「何を言っとるんだ。手帳に書いたら覚えていないで済むだろ!」
そうなのだ。何かに一度書くと、そのことはもう覚えていないで済む。
怪談なんかもそうで、一度書いたら僕は自分のメモリからはすっかり削除してしまう。最近書いた本ですら、一度書いちゃうと読み返さない限り内容を思い出せない(^^;)
僕はきっと、覚えていたくないから怪談を「書く」んだろうなあ、となんとなく思う。
そんなわけで、怪談のヒントはこれも一般公開&一般販売の予定はない(笑)
他人様に見せるほどのことは書いてないしなあ(^^;)
でも、そんな商品化の予定もないようなものを書き留めつつ集計をしているもんだから、なかなか進まなかったりする。
それでもなんとか残り80いくつくらいまできた。
なんとかこのまま乗り切りたいところ。
今夜はまたまた怪談絡みの打ち合わせ。
少し寝ておくことにしたい。