Skype通話を録音するソフト

ロボワードという翻訳ソフトがある。カーソルを当てたところの英単語をびょーんと翻訳するという便利モノで、低価格翻訳ソフトの走りだったと思う。
で、それを出してたテクノクラフトという会社から、「Skypeの通話を録音できる【超驚録】」というのがリリースされた。以前からもPCから出る音は何でも録音してWAVやMP3にリッピングできるものが出ていたが、Ver.3.0になってSkypeの音も拾えるようになったらしい。

なるほど、早速試してみましょう!
仕事じゃないけど(笑)

超驚録(ちょうきょうろく)ver.3.0 beta2 |株式会社テクノクラフト
http://www.technocraft.co.jp/press/2006/0711_chokyoroku.html
7/31まで限定のBeta2を現在無償配布中。

タスクトレイに常駐して使うタイプのソフトで、録音ボタンを押すだけとシンプル。Skypeの音声も含めてPCのスピーカーから出る全ての音が録音できるというのが売りだけあって、Skype通話も録音できた。でも、若干エコーが掛かる。


実はほぼ同じことをする(PCのスピーカーから出る全ての音を録音する)ソフトというのは、以前からフリーウェアが何種類か存在している。
僕としては、複合化した多機能ソフトよりも、そうした「ひとつのことしかできない一見すると不便そうな単機能ソフト」というのが好きで、使わないけどコレクションしてるもの(笑)の中にも、同様のソフトがあったので試してみた。こちらはフリーウェアで、スピーカーから出るすべての音をWAVで拾って、MP3にコンパイルするというもの。やってることは超驚録と同じなので、Skypeも拾えるんじゃないかと思われるので試してみた。


……拾えた。
しかもエコー掛からない(笑)
若干、くぐもった感がないこともないが、音声通話の記録には遜色がない程度。
もっとも、超驚録のほうはフリーウェアに比べて録音したデータを加工する機能なんかもあって、フェードイン・フェードアウト加工、無音部分の削除(波形を見ながら作業)なんてのもできる。
部分削除などは前述のフリーウェアでもできるのだが、そういうかゆいところに手が届く的なミニ機能がある点が「メーカーリリースソフト」ということだろうか。


旧バージョンが無償提供になっているのだが、もしかして新バージョンも無償提供か?7/31以降は正式版を無償公開、とか。
ともあれ、Skype通話を録音したい人にはこういうソフトは一本あると便利かもしれない。