またバッグ

普段使いのバッグは現在主に2個を愛用している。


ひとつはハードカバー+ナイロンのバッグ。パチもんのバブルビーみたいな感じのシロモノではあるのだが、新宿西口のヨドバシゲーム館の通りの角にあるカバン屋で在庫処分安売りだったのをGetしたもの。A4ノートがすっぽり収まるインナー兼用のポケットだとか、二層構造のシートポケットだとか、いろいろ使い出があってお気に入り。ノートPCを抱えて出かけないとならない仕事のお出かけに愛用。
キャノピー部分はオレンジに近い黄色で、黄色をイメージカラーとしている西浦和氏の羨望の的となっている。


もうひとつは同じカバン屋でやっぱり在庫処分投げ売りになってたキャンバス地のバッグ。飲みに行くとき、手ぶら同然で出かけるときにポケット代わり普段使いにしている。バイク乗りであるが故、以前はウェストバッグ/ヒップバッグの類を愛用していたが、あれって腰にかなり来る。腰への負担を考えて、ショルダーのポーチに変えた。がっちりしてて深いグレーが適度に抜けてるところも気に入ってはいるのだが、若干小さい。財布入れて携帯入れてDS Liteを入れると、もう煙草とマッチが入らない。出先で買った文庫すら入らない。
色と型は気に入ってるんだけどなあ……。


というわけで、普段使いバッグで安くてキャンバス地でそこそこのないかなー、といつものバック屋へ。
最近はバッグというと「樹脂製で頑丈なの(旅行鞄系)」「ナイロン製の(背負うタイプもワンショルダーもヒップバッグもこの手が増えた)」「高級本革(金持ち用)」「合皮」などが多いわけで、キャンバス地のバッグは一時より減っている気がする。軍物のバッグも第三世界の軍物や1960年代以前のアンティーク系軍物には「頑丈といえばキャンバス」というぐらいにキャンバス地のバッグが多かったが、1980年代以降、または先進国の軍物装備品は防水の都合もあってかナイロン製品が増えている。確かに頑丈で軽くて汚れが染みなくていいんだろうけど、「ナイロン+ABS樹脂製アタッチメント」かなんかのバッグというのは、どうしてもパッとしないというか。実用品という意味では文句はないんだけど……。


で、角のバッグ屋にて「処分品は何かないかいな」と物色したところ、縦型で190×250×70(マチ)ほどの手頃なバッグを発見。煙草とマッチを突っ込んでぷらっと出かけてチマっとした買い物をしても手ぶらで帰ってこられる程度ということで大きさは手頃。流行のマグネットホックも、そんなに弱くない。ポケットも多すぎず少なすぎず。縁部分を合皮じゃなくて本物の革で補強してあるところもいい。国産。定価7000円のところ、現品処分価格2100円(税込み)だった。
値段としては相当手頃。

ただ、色がなあ。
妙なプリントのガワと本体の紺色というのはどうにもいただけない気がする。
もうひとつ、ほぼ同じ型でベージュというのがあったのだが、そっちはそっちで若干大きい。うーん。紺かあ……。
ということで「後染めで染めちゃやいいじゃん」と判断。2000円なら染め失敗しても悔しくないし。いっぺんハイターかなんかで漬け洗い脱色して、それから黒あたりで染め直すというのはどうかなと思ったのだが、どうなんでしょう。


そういうわけで買いました。
バッグ2100円。


何個目だ。バッグ。