動画デジカメ

先日の総合火力演習のときにデジカメの充電済みバッテリーを忘れてくるという大ポカをやらかし、その日一日自分を責め続けていたのだが……今使っているLUMIXは専用バッテリー、しかもセパレート、というのがネック。
バッテリー使い切ったらなんもできないので、本当は専用バッテリーより単三電池(ニッカドであれリチウムであれ)などの汎用バッテリーのほうが好みではある。
でも、最近はカメラ本体を薄く作るために専用リチウムバッテリーを採用してる機種が増えてきた。
それはそれでいいとしても、バッテリーがセパレートである限り、今後も「おかしいな。スイッチが入らな……ああっ!」ということをやらかしそうな気がする。

その意味では、バッテリー内蔵型、クレードルに乗っけておくと充電されてる……という、携帯電話のようなスタイルというのがいいのかもしれない。初期のデジカメにはそういうスタイルのものも結構あったんだけど、クレイドルを付けるとコストが上がるからか、最近はクレイドル充電式のデジカメって減った気がする。(もちろんいくつかそれを採用している現用機はまだまだあるわけだが)

また、デジカメの動画撮影機能も気になるところ。
僕は「動画撮っても見ないからなあ」という理由で、動画はデジカメのオマケ(笑)の動画機能で十分かなと思ってきた。
その一方で、動画がメインのデジカメで、「後から静止画を切り出せる」というものが出回りだしている。サンヨーのザクティなんかもそうで、動画撮影600万画素、30fr/sだったりするらしい。
ライブハウスでステージを撮影とか、総合火力演習で砲撃を撮影とか、そういう用途用にちょっと欲しいなあ、という気持ちで一杯。Askビデオさん、動画デジカメ欲しい! 下さい! と唱えておくと、キャンペーンで貰えたりするらしいので(笑)、それに乗っかっておきたい。


ザクティにはDMX-C6というMPEG4で撮影する動画デジカメと、DMX-HD1というHD映像が撮影できる高機能デジタルビデオ(もちろん静止画切り出しができる)がある。実売価格で言うとだいたい倍くらい違う(もちろんHD1のほうが高い)のだが、「画質に異論のない動画デジカメ、しかも回転部品がないもの」が、サイズ価格ともに「ここまできた」のかと思うと……。
初期の初期、CASIO QV-10で撮影した画像をコラージュしてコンプティークの1頁モノ連載企画に無理矢理使っていた10ウン年前を思えば(笑)、時代の進化とはなんと恐ろしげなのかとも思う。
今でこそ気軽に「600万画素」「700万画素」の民生機というかホームユースの普及期が手の届く値段で売られているが、10ウン年前は600万画素デジカメといったら「スタジオに据え付けて、広告用のブツ撮りに使うのみで、ウン百万円」と言われた超高級プロ用機材しか存在しなかった。
それを思えば、ねえ。
安くなったもんだ、と。
欲しいな、と。