東長崎火災発生!

ついでに買い物しようと思ったら風下の

南長崎5丁目で、火災発生。
出火場所は、コンコン通り沿い、リビングよこやまの並びの雀荘二階。
消防車10数台が出動*1、13:15〜14:10の消火活動でほぼ鎮火の模様。
怪我人は少なくとも二人。
一人は日大板橋病院に搬送(男性)*2
もう一人は東京医大(?)に搬送(女性)
出火原因は不明。


東長崎でまた火事。
僕が気付いたのは13:10分頃。僕の現着は13:18頃。
やたらに消防車が次々に来るので、「あ、こりゃ近所で火事だな」と思った。
窓の外から火元方面を見ると黒煙が上がっている。
こりゃヤバス。
家を出たところで「紅屋(和菓子屋)の先が燃えてるよ」と隣家のご主人が教えてくれる。
そこは僕がよく行く居酒屋AKIちゃんがあるとこだ!
AKIちゃん大丈夫か! と、とりあえず居酒屋の大将の携帯に電話を一本入れとく*3
近付いていくと、火元はこれまたよく行く金物雑貨屋リビングよこやまにほど近い、のだが、煙が酷くてそこから先が判らない。

ので、裏手をぐるりと回って道路の北側(線路側)に回ってみる。
寿司屋蕎麦屋(おおむら)のあたりまで来ると、前が見えないほどの濃い煙に包まれている。

川添さん(整骨院)、横山さん(金物屋)大丈夫かな、と心配しつつ様子を窺ったところ、川添さんは不明だけど入り口閉まってた。今日行こうと思ってたのに。
横山さんは母屋のほうはシャッター閉まってた。隣が燃えてるんだから当たり前だが。離れ(倉庫)のほうは品物出しっぱなしだったので、営業中に一発見舞われたようだ。
後で横山さんが電話してる姿が母屋の屋上に見えたので、一応無事だった様子。あそこんちのお婆さんも無事だといいのだが。


報道のヘリが少なくとも4機、消防のヘリが1機。
消防のヘリよりも低いところを飛んでる報道ヘリが2機ほどあったが、あれは邪魔だろ!! しかも高度が100メートルより全然低いぞ! 住宅街で二次災害起こす気か! 風起こすなよ! その近付きすぎの報道ヘリが通過するたびに気流で煙が広がる。迷惑。
報道は、プレスの腕章・身分証のないモグリ(笑)というかフリーのおっさんが多分現着一位だった様子。東長崎には東長崎機関などフリーランスのジャーナリスト集団がいるので、そのうちの誰かかもしれない*4。現着、撮影を始めてから会社に連絡取ったりしてた。
現着二位はCX。フジテレビの腕章付けたカメラとディレクターの二人組。「出火直後の様子をご覧になっていた方いらっしゃいませんか〜」とマイクを向けて人捜しの様子。火事場だぞ。大きなお世話だ。*5

チェックのシャツの男がフジテレビのディレクター。


現状では出火原因などは分かっていないのだが、火元が雀荘だけに「煙草の不始末ではないか」という声が多い(街の声w)
怪我人の生死は不明だが、搬送済みということで無事ならいいなと思う。
しかし、現場から百メートルほどの場所に二次指定とはいえ救急指定のとしま昭和病院が、さらにそのすぐ先に移転してきたばかりの練馬総合病院があるのに、日大板橋に搬送されちゃうというのは(ry


覚えている限りで、コンビニ裏の民家全焼火の粉大噴出とか、居酒屋の小火とか、携帯ショップの小火とか……とにかくこの辺は火事が多い。
オマケに、建築法改正前の長屋建築も多く、木造家屋が密集しており、消防車が何十台駆けつけようとも大型車が入れないほどに道が狭く、路地が多く、一通が多い。今回も10数台駆けつけていても筒先は2〜3本だったと思う。(でも、周辺への延焼の可能性が極めて高い地域なので、あの台数を出動させるのは当然かとも思う)


火事は慣れるもんではないのだが、火事場馴れしているというか野次馬がドッと出ているのは毎度の光景。
知らない人同士でも「出火元は?」「雀荘!」「○○○は無事?」「大丈夫みたい!」という情報が伝達されていく。下町気質というかまあ、そういうことでしょうか。


横山の看板の真下辺りに仁王立ちしている黒服の男はどうやらフリーっぽい。往来の邪魔になります、っていう注意、警官は報道に対しては言わないのはなぜだろう。後で何か逆恨みされるからだろうか。

駅前交番から応援に駆けつけた警官の皆さんも交通整理に必死なのだが、
「立ち止まらないでくださーい」
くらいのお願いで言うことを聞くタマじゃない住人ばっかりなので、
「はーい、立ち止まらない。帰って帰って! あんたたちが見ていてもどうにもできないでしょ! 通行の邪魔だよ! ほら僕、おうち帰って!」
小学生すら追い返す警官(笑) 全て正論だが(笑)
が、何しろニャンコの通り道的な、人がすれ違えないほど狭いけど人の往来がある路地っていうのが多い土地柄なので、様子見の人々があちこちの路地から顔を出している状態。春休み中ということもあって学生子供も多かった。
しかしアレだ。消防ホースを踏んでる小学生! 隣にいる父親も注意しろよ! 破れたらどーすんだよ! 水圧凄いんだぞ。空のホース踏んで遊んでたけど、危ないぞ。と言ってる側から放水で「バンッ」とか膨らんで暴れるホースに脚取られそうになってたけど。身体で覚えろ少年。少しは叱れ父親。


という感じで後学のために火事場を見学。
僕はたぶん、火事場を書かせたら今の東長崎では一番迫真の描写ができる怪談作家のような気がします。
冒頭の写真は火元の風下にある店「一本堂」の店頭に貼られていた張り紙。延焼を防ぐ&煙害(煙たくなる)のを防ぐためなんだろうけど、
「近隣トラブルのため、一時閉めさ【し】ていただきます」
……「閉めさせて」じゃないのか?


帰ってきたら全身からBBQの匂いがしている。
燻されています。



ところで、今だいぶ頭痛がするのは煙吸いすぎたからでしょうか。
自発的二次災害乙だ自分orz

*1:目視で数えた限りでは。見えないところにもっといたかも。

*2:搬送情報は消防隊員の電話をたまたま背後で聞いてた情報。

*3:たまたま外にいたとかで無事だった。

*4:と思ったら、どうも違ったらしい。でも東長崎機関はやっぱり現地で見物していた様子。http://www.higashi-nagasaki.com/g2004/G2007_02.html この中に僕は写っていませんw

*5:人のことは言えませんが。