本を出すのって大変なこと
普段、同業の方とお話しする機会があまりないので、そうした場でお話を伺うのは大変勉強になる。
そして感じるのは、やっぱり本を出すのって大変なこと。
そう感じているのは僕だけではなく、大御所の先生でもそうなんだなあ、という奇妙な親近感(笑)
この「大変」にはいろいろな意味がある。書くのがめんどいしんどいということだけではなくて*1、自分の意志だけでは本は出ないわけで、多くの方の協力や理解やさらには積極的な後押しがあって、初めて本は商品として世に出る。
そういうことに関わって20年もやってきてる自分ではあるのだが、改めて「本が出るって凄いことだ」ということを実感する瞬間がある。
自分の名を冠した本が出ることに少々慣れてきてしまった感があったが、改めて「やっぱりここまでこぎ着けるのは大変なことなんだな」と、痛感する。
この大変ってのは何も、「俺ってスゲー!」という話ではないのであって(笑)
どなたが書かれた本も、どういった経緯で形を為した本も、現世に出る、そして後世に残るというものであるわけで、死んで抜け殻を残す、死んで毛皮を残すではないけれど、やっぱりこれってスゲーことなのだな、と思う。
そうして得た機会なのだから、悔いが残らないように頑張らなくちゃ。そして、できあがったという実績、成果を褒めなくちゃと思う。
というわけで、本日、この情報が解禁です。
超-1/2007は今年も傑作選刊行が決まりました。
負けてられないぞ。
頑張らなくちゃ、僕。
*1:それもあるけど