そば粉のガレット

先だって掘りたて筍と一緒にいただいたのが、これまた挽きたてそば粉。
わざわざ挽いたものを送って下さったらしい。
これは蕎麦を打たねば!

と思ったのだが、さすがに今ちょっとそれやってるゆとりはないぞ(^^;)
というわけで、とりあえず何作ろうと思い悩んだ末にそば粉のガレットにて食した。


そば粉を冷水で溶く。
そば粉50gに対して40ccくらい、というのが定番分量だと思うのだけど、いただいたそば粉はそれでもまだコシが凄いので、若干緩めに溶いた。感覚としてはお好み焼きのタネより緩いくらい。
これをいっぺん冷蔵庫にしまって冷やし休ませる。
その間に具を用意。
本日はソーセージと新ジャガとにんにくと卵。
新ジャガは冷水で擦ってから皮を剥かずに、にんにくは皮を剥いてからそれぞれ5mm厚くらいにスライス。これをそのままトースターで7分ほど焼く。
ソーセージはこれまたトースターで3〜4分加熱して、適当に切っておく。
卵は冷蔵庫から出しておく。
フライパンに薄くオリーブ油を引いて、緩く溶いたそば粉のタネをフライパンに流す。すぐに火が通るので、できるだけ大きく延ばす。
ここに新ジャガ、にんにく、ソーセージをのせて、卵を割り入れる。卵は溶いておく必要はないけど、もんじゃ焼きの要領でソーセージで堰を作って中に割り入れてから黄身を潰しておく。
ここに塩胡椒を軽くして、チーズを乗せる。
この時点でそば粉タネの端の方が焼けて乾いてくるので、フライ返しで持ち上げてみて裏側がカリっとしてきたら、四隅を内側に折りたたんで四角く整形する。
フライパンを中弱火にして蓋。ちょっと蒸し焼きにする。
蓋を開けてみてチーズがいい感じにとろけてきたら、ひっくり返して再び焼いてできあがり。


本日は、これに白菜とトマトのスープを付けてブランチとした。
そば粉のガレットは、フランス料理の範疇に入るらしい。
ナイフとフォークでいただく。
にんにくが結構しっかり利いてるはずなのだが、そば粉の香りも生きていてもっちりして腹に溜まる。

大変美味しうございました。