パグミー

http://www.pugmmy.com/index.html
サクランボの枝を口の中で結べる奴はキスがうまいのだ、という民間伝承(笑)が子供の頃に流行ったりしたわけなのだが、あれは世代を超えて語り継がれているのだろうか?
それを現代に蘇らせた、というわけではないんだろうけど口の中で舌を使って組み立てるパズル、と称したものが発売されたらしい。
正体はグミキャンディ。
ハンズでも売ってるらしい。
ほほー。


口の中で組み立てたものを、口を開けて人に見せられる人でないとできないな、これは(^^;)


でも、でもだ。
女の子とかがこれを口の中でもぐもぐやって、うまくできたのを舌の上にのせて、「ほら!」とか言われたら、これは人によってはかなり嬉しかったりするんじゃないだろうか。
そういう要素も必要(ry


携帯して遊ぶもの、使うものというのは、当人にとっての満足だけでなく「それをしている自分の姿が他人にどう映るか」ということを考慮に入れる必要がある。
例えばDSなどは初代のNintendo DSだといかにも子供のオモチャだ。(実際、子供ユーズを念頭にあのデザインになっている)
しかし、DS Liteのデザインは大人が人前で使っても気恥ずかしさがない。ないことはないかもしれないけど、初代に比べれば遥かに軽減されている。
携帯電話なんかにしても、以前は機能優先だったがauのInfo Barが出た当たりから見栄えというか「それを使っている自分が他人にどう映るか」というのがかなり重要視されるようになってきていると思う。


これは結構重要なことで、「それをしている姿」を人前に晒せないものは、認知度そのものが上がっていかない。つまり隠れた趣味として、未知の人の目の前から隠されてしまうからだ。
一方、それをするのが誇らしげ(笑)だとか、人前でさりげなく、もしくは人に見られても恥ずかしくないというようなものは、認知度も上がりやすい。
パズルの例で言えば、ルービック・キューブ。
あれがなぜあれほど流行ったのかを思い返すと、パズルとしての完成度やギミックのおもしろさもさることながら、「人前でできる」「解く姿を人に見せたい」という感覚を伴っていた部分が大きいのではないか。


人知れず遊ぶ系の趣味(パズルは特にそうだorz)というのは、それをしている自分の姿を見せるのが気恥ずかしかったりしてないか。
見せびらかす*1ことができるっていうのを、もちっといろいろ考えたいかも。

*1:もちろん、部屋に飾れるといった意味ではなくて、解いている過程や解く前のものを持ち歩いて人前で遊べる、という意味