比例候補

今週末にはいよいよ参院選
特定の政党名や候補者名など具体的な名前を挙げて紹介したり応援したり或いは貶したりするのは公職選挙法に抵触するので、とりあえずニックネームもしくは特色で。


国政のうち、内政というのは「国内の要望に応じる」ことを目指すため、マルクス系の政党やB52を航空母艦から飛ばす政党などのミニ政党が政権を取らない限り、現行の与党や野党第一党のどちらが政権を取っても、実際にはそんなに劇的な変化はないのではないかと思っている。
もちろん選挙公約では耳障りのいいことや景気のいいことをぶち挙げたり、対立政党をやり玉に挙げたりをするのは選挙の常套とはいえ、かつて社会党*1が村山政権*2を成立させたとき、結局の所、政権についてみたらそれまでの政策のほとんどを継承せざるを得なかったのと同じで、現野党が政権についたら結局は今の現野党がこぞって攻撃していることを、自身でやらなければならなくなるだろうことは、想定内。


一方、割と重要だなと思っているのは、外交・安全保障。
この分野は地方自治体では対処できないし、何分にも相手のあることなので、こちらが仲良くしたいと思って手を差し伸べても、力一杯払いのけられるということも避けられない。喧嘩をする気がないですよ、と笑って見せても、「いや、おまえらやる気だろう!」と疑って掛かる相手と、なんとかしていかなきゃいけないのが外交&安全保障という分野だと思う。
そういうこともあって、まず第一に安全保障をどうしたらいいか、ということを考えているところを選ばないとならないな、というのがいつも選挙の争点になっている。
そういう意味では、その象徴的な候補は与野党全政党を見渡してみても、やはり与党のあのヒゲの隊長ということになるかなあ、というのが一点。


また、前政権では環境相、外相、補佐官として活動し、この人が表舞台にいないときは必ず何かの交渉に当たっている、と言わしめた赤い勝負服の候補が一点。


もう一人、魚屋の息子&イルカと鯨をいろいろな意味でwこよなく骨まで愛する僕としては不可分ではいられない漁業の分野。
漁業農業に関しては、確かにやっていくのがしんどいという声がある一方、亡くなった前農相が掲げていた「攻めの農政*3」や、ハタハタの復活、養殖、畜養などの新たな漁業、また漁業権の死守*4など、水産業の問題などなど、いろいろ意見があるとも聞く。その分野を代表して、漁師の身分で立候補したハチマキ候補がいるので一点。


そもそも議会制民主政治というのは、「現場の声を代弁する代議士」が立ってこそであるわけで、ヒゲの隊長は安全保障の漁師候補は水産漁業の最前線の現場を代表する候補と言える。
どっちに入れようか、ちょっと悩む。


今回の比例候補で期待している候補は以上。

*1:今はない政党なのでw

*2:今は引退しているのでw

*3:付加価値農産物によって農産物輸出国になることで生き残ろう、というもの。

*4:実はこれは竹島問題が大きく影響している。竹島問題は元々漁業問題だった。