CS3

現在進行中の仕事から、InDesign CS3を導入。
今回は2.0.2からCS3への移行練習も兼ねている。
組版手続きの基本は2.0.2(正確にはCS2)から引き継がれたもので、特に違和感ない。いろいろかゆいところに手が届くようになっていたり、反面、今までと違うルールのものがあったりで、ちょっと戸惑うところもないではない。
それでも概ね使いやすい。

CS3はCS2からの一応のメジャーバージョンアップだが、最大の変更点はVistaへの対応だろう。レイアウトもVistaでの利用を意識したようなUIが感じられた。
とは言っても、ウチまだXPだけど(^^;)
こういう値段の高いソフトは数年オーダーで使うことになるので、遠くない将来のPC買い換え/OS載せ替えに備えてVista対応を待っていた。
この手のソフトは早く入れても印刷所がなかなか対応してくれなかったりするのだが、今回は比較的早く移行の機会に恵まれた。*1


操作面だけでなく、入校時の手続きも若干違ったりするので、これからまた少しずつ使いながら慣れていかないと。
何歳になっても勉強勉強ですなあ(´Д`)ノ
覚えるのは面倒だけど、自分のスキルが増えると思うとちょっとwktkしないこともない。そうやって増やした無駄スキルの大部分は役に立ってませんが(^^;)
たぶん、無駄な苦労とかノウハウ獲得をやってスキルを増やすことそのものが、趣味か道楽なんじゃないかという気がしなくもないが、まあいい。楽しいし。


「超」怖い話や怪コレなどは、長きに渡る蓄積wでいつも使っているテンプレがあるので案外楽なのだが、今回は定番仕事ではないイレギュラーな仕事なので、レイアウトを基礎から組まなければならない。カバーやカラーページについては餅は餅屋でやらないことにしているが、ハウツー本や文庫本のレイアウトくらいだったら、編集者の実務経験が2年もあれば作れるんじゃないかなあと思った*2
というわけで、流し込みのための組版準備が概ね整った。


見出し、目次は原稿が揃わないと作れないので、残りの原稿の到着を待ちつつ、書き残しているコラムを書きつつ待ち。

*1:減価償却の都合から、QuarkExpressのバージョンアップや、InDesign移行対応には、各社とも結構時間掛かってた。CS3は夏前に手に入れていたものの、いつもお世話になっているとても素晴らしく有能な図書印刷は、秋以降の対応ということだったので、今回が実戦初投入になる。でも今回は図書印刷じゃないとこのお仕事

*2:僕の編集者の実務経験は20年以上になりますたorz