ガルバンゾ

ガルバンゾ。インドでは「チャナ」。英語では「チキンピー」。日本語で言う「ひよこ豆」は英名の直訳だが、確かにその形はひよこっぽい。日本語では他に「栗豆」とも言うらしい。ガルバンゾ(ガルバンソー)はスペイン語らしい。へー。
豆食文化圏である南米、インドの他、スペイン、イタリアなどの地中海文化圏でも広く食われている。
うちでは僕がペーストを作るのに使うのだが、そういや茹でるとついついペーストにしちゃうもんで、それ以外の食い方ってあまりしてない。
今ストックしてあるのは、茹で時間が短くペーストしやすいように予め皮を剥いた挽き割り(半割)の豆なので、ますますもってそれ以外の食い方をしてない気がする。


というわけで、久々にガルバンゾを茹でてみたのだが、たまにはペーストにしない食い方をしてみよー、ということで、ごはんに混ぜて炊いてみたり、トマト煮込みにしてみたり、いろいろ試し中。
茹でる、煮込む、ペースト、という使い方がやはり多いようで、そうやって食うのが楽でうまいってことなのだろう。


調べていたら、「発芽ガルバンゾ」というのがあった。
発芽玄米同様、発芽直後というのはもっとも栄養価が高く、しかも美味しいらしい。
そういや、ここ何年か流行ってる「スプラウト」の類*1も甘くて栄養があって美味いっていうし。
うちのガルバンゾは既に挽き割りになってるので、発芽すべき部分が削り落とされている。むー、次はまた皮付きのを買おう。剥くの面倒だけど。


とりあえず、思いつく範囲で言うと「コロッケにしたらいいんじゃね?」とか「挽肉に混ぜて焼いてみたらいいんじゃね?」とか「ジャガイモやコーンの振りをして、サラダに混ぜたらいいんじゃね?」というのが無難なとこなのだが、キムチとあえて豆もやしキムチみたいにして食ったらいいんじゃね? とか、案外いろいろ使えそうな気がしてきた。
うちの飯は恒常的に「雑穀ごはん」で、元から押し麦、ひえ、緑豆、黒米、餅米などが入ってるので、試しにガルバンゾも混ぜて炊いてみた。ダイエットする人とか、ベジタリアンの人なんかは、米2:1ガルバンゾとか、ガルバンゾ2:1米とかで炊いたりするらしい。そこまで最初から豆が多いと家で飯を食わなくなる人が出そうなので、試しにちょっとだけ混ぜて炊いたのだが、如実に豆っぽさが増した。


ああ、ぼちぼち米買わなくちゃ。

*1:アルファルファ貝割れ大根、長い目で見れば豆もやし/もやしの類もスプラウトと言えまいかw