なにもできなくてあたしは歌った

「なにもできなくてあたしは歌った」 鏡音リン オリジナル曲
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3799625


あれから3週間経った。
もう3週間。
したり顔で語り尽くされ、ニュースは次の贄にたかってる。


きっと判決が下るのには、8年や10年や20年は掛かるんだろう。
犯人が誰にでも検証できるような場所に犯行動機を書き散らしていて、それを片っ端から拾って「そうです」と言わせる作業が終わって、それから裁判が始まって。
人権派、死刑反対派を気取る弁護士がテレビに出て、「真犯人は歪んだ社会」「政府の無策が凶行に走らせた」「不幸な子供時代」といい重ねた上で、「当日は心身喪失状態」そんなことを言い募って、何年も何年もそれで飯を食うつもりなんだろう。
7人殺した。心身喪失、精神疾患が認められなければ、死刑は免れないだろう。
恐らく、弁護団最高裁まで持ち込む気だろう。
延々と「政府の無策の犠牲者」と言い募るんだろう。あいつだけが悪いわけじゃない、みたいなことを臆面もなく言うんだろう。


たぶん、この事件は裁判員制度の適用対象になるだろう。
でも、それも何年も先のことだろう。
裁判員に選ばれる人間は、誰もがこの事件のことを覚えているだろう。
これより先に、もっと大勢の人間が殺されるような事件が起きなければ、おそらくは。
願わくば、事件の記憶が擦れないうちに、因果応報が明示されることを望みたい。