恐怖箱 彼岸花

昨日、遺伝記の作品募集を締め切ったと思ったら、もう彼岸花の書籍予約が始まった様子。今、どっちをやってんだか自分でたまに混乱することがあって、遺伝記と彼岸花を言い間違えるようになったりするようになると、もはや末期症状。


そんなわけで、超-1/2008・傑作選、「恐怖箱 彼岸花」。
Amazonに登録されたようです。
以前、「超」怖い話Amazon登録が発売後だったりしたのは、ギリギリまで発売日が確定しなかったから、という理由もあったりしたのですが、最近は前倒し校了で余裕を持って確定させているせいかw、Amazon登録も早め早めの前倒しになってきました。発売日前に予約できるというのは、大変良いことです(^^;)


ちなみに、傑作選、超-1怪コレクションは、今年は一冊きりです。
これについては、3→2→1と減殺しているので来年は0になる……ということではありません(^^;)
実は今年は恐怖箱の名を冠した本は、怪医、蛇苺、老鴉瓜、彼岸花、と4巻にも及びます。恐怖箱関連=超-1から抜擢された人々の成果物として考えると、むしろ増えてるというか……。さらに遺伝記も控えているわけで。
現時点で来年の開催は既に確定しているということで、超-1は定番化、恐らくは怪コレも定番化、ということになります。
また、じわじわと実力者が頭角を現しつつあるということも相まって、蛇苺、老鴉瓜のようなスタイルの読み物も増えていくかもしれません。


そもそもの実話怪談は市井から見つけ出されてくるものであるわけで、その市井の人々自身が筆を執り始めたら、その総数が増えるのも道理と言えば道理です。もちろん、「ネタはある。頼むから書いてくれ」というものも相変わらずあるわけですけれども(^^;)、「ネタはある。自分で書く」という人への機会提供というのは、この先ますます必要とされていくのかもしれない、というか、そういう理由で超-1はまたしても読者応募者の必要に基づいて生かされているのではないか、とかなんとか思わなくもありません。


なんで怪談本って、自分の自由意志でどうにかならないのかな、というのは毎回悩ましいところです。そのへんがオカルトというか。


恐怖箱 超1-怪コレクション 彼岸花 (竹書房文庫)

恐怖箱 超1-怪コレクション 彼岸花 (竹書房文庫)