スタイラスの覚え書き

その昔、Palmが注目されていた頃にVisor Springを買い、CLIEのガイドブックで一山*1当てたことがあったのだが、この頃にいろいろなスタイラスを試しまくっていた。
Palmに限らずザウルスなど当時のPDAスタイラス……今で言うタッチペンで文字入力する方式が主流だった。その流れはiPhone/touchなどのミュージックプレーヤーやDSや最近のUMPC/タブレットPCに引き継がれているわけなのだが、当時のPDAは指でなぞっても反応せず、スタイラスなど固いペン先で突くタイプだったので、割といろいろなスタイラスが出ていたのだった。
専ら、主流はボールペンと一体になってるもの、握りやすくて太いもの、純正品を紛失したときの入れ替え用、アンテナ状に伸びる、とこのあたり。これはDSのタッチペンになっても同じ流れだったw
この頃に買ったもので、DSに移った後も愛用しているのが「TrueTip」という親指に嵌めて使うサムタッチタイプスタイラス。暗がりでも光る蛍光プラスティック製、まあ暗がりでPDAを使う機会はありそうでなかった気がするので、そのへんの機能はオマケみたいなものだが、これが案外使い勝手がいい。
DSでは親指ではなく人差し指に嵌めて使うとちょうどよいので、少し加熱して径を細くし、ストラップ穴を付けてストラップの反対側にぶら下げている。なので、純正タッチペンって全然使ってないw
4個入りで700〜1000円くらいだったかと思うのだが、先々のことを考えて一応予備を買っておこうかなーと思ったら、案の定、国内での取り扱いサイトが消滅してた。もう8年くらい前だからねえ。
http://www.truetip.com/
元々は「爪の延長」という概念のものだったんだけど、爪の延長(とんがった部分が爪側になるように装着せよ、という開発側のコンセプト)だと、若干使い勝手が悪い。
が、指に付けるときに180度回転させて「指の腹の延長」という使い方をするといろいろしっくり来る。
もう手放せないw
DSタッチペン用に、指に装着する系のサードパーティ品もないではないけど、どれも「爪の延長」という概念&大がかりすぎる大きさから、あまり使い勝手はよくない。体積から言って親指と同じかそれ以下の大きさで、ストラップの先に付けていても違和感がない程度でないと、持ち歩くのには向かないと思うし。


小学生wとDSで遊ぶ*2ときにTrueTipを見せびらかすと羨ましがられることが多いので、身の回りにあるもので「似た感じの使い勝手」のものが作れないかな、とちと思った。
手っ取り早いのは百均でおなじみのポリプロピレン製のタッパーやCDケースの類からパーツを切り出して、オーブントースターで加熱して、自分の指の太さと同じくらいの金属パイプに巻き付けて成型することだろうなと思う。工作レベルもそんなに難しくなく、ポリプロピレンの切り出しさえクリアできれば小学生でも作れるんじゃないかな、と。
ポリプロピレンの切り出しは、文房具屋で手に入るプラスティック用カッターを使うか、普通のカッターナイフの刃をライターかバーナーで炙って使うか、プラスティック加工用のホットナイフを使うかで可能。
後はできるだけ加工が楽な型紙を考えるくらい。


小学生にばらまく用になんとか量産できんものか、ということで、遺伝記終わったら作るモノの候補に入れておく。

*1:その節はw

*2:この表現は多分正しくない。甥姪や知人のお子様などなど、イマドキの小学生と僕との接点は概ねDSで、そして僕は遊ぶというよりは「遊ばれて」「オモチャにされて」しまうわけで、いい歳ぶっこいた大人としては随分成り下がってるなあ、と思う。