塗装:インナーカバー編

ジャイロの未塗装個所は残す所、インナーカバーのみとなった。
既にばっちり洗浄して塗りを待つだけになっているのだが、いかんせん天気がよろしくないため、作業できず。こういうときに雨は恨めしいのだが、降ったら降ったで椎茸には好適であるわけで、ままならないというよりは「どちらに転んでも僕的にはok」ということにしておきたい。


ドイツにん歓待の準備に追われる昨日、ウレタン塗装用の耐ガソリンペイントが届いた*1
これはエポキシなどと同様の2液混合式なので、塗り始めたら開缶後その日の内に使い切らないとならない。塗布可能面積は0.6〜1m2なので、全部のパーツ並べてほぼ一発勝負になる。このため、塗るパーツの完全解体、耐雨対策、その他が重要になるわけなのだが、それだけではなくて温度も重要になる。5℃以下になると硬化しなくなるので、冬場は塗れない。
現在、雨で気温11℃くらい。晴れで15〜17℃くらいのはずなので、ぼちぼち急ぐというか焦らないとマズイ。
また、塗布後表面乾燥までに60分。内部までの完全乾燥に72時間を要する。どこで乾かすねん、という話も出てくるw
外で……うーん、外で乾かすのにも限界はあるわけで、そうなると表面乾燥を終えた後、動かせるものについては少なくとも雨に当たらないところに持っていかねばならない。うーん。2階のベランダに特設で屋根作るか……。
うちにあるブルーシートは塗装時の養生なんかにも使っちゃっていてあれこれ小汚いので、百均辺りにある安めの薄いブルーシートを、屋根用に1〜2枚確保しておかないといかんかも。


この後の行程の覚え書き。

  1. インナーカバーの塗装→乾燥/タッチアップ残り
  2. サイドカバーの再解体
  3. リアデッキの再解体
  4. 耐ガソリンペイント塗布(1)→インナーカバー(L)、フロントカバー(S)、ハンドルカバー(M)、フロント泥よけ(S)
  5. 耐ガソリンペイント塗布(2)→サイドカバー右(M)、サイドカバー左(M)、リアデッキ(LL)、リアデッキカバー(S)
  6. リアデッキは表面乾燥したら車体に組み付け、ハンドルカバー、フロント泥よけはマスキングしたままリアデッキと同時に車体で乾燥(露天なので要ブルーシート)
  7. インナーカバー、フロントカバー、サイドカバーL/R、は極力気温が下がりすぎない室内で乾燥。ベランダ干しなら要ブルーシート
  8. 乾燥終えたら各部品組み付け。その前にミラーの根元に浮いてる錆は取っておくこと


んー、最終塗装を実際にやる前に、乾燥場所に吊してみて邪魔や埃や雨が当たらないかどうか試さないといかんか。
ウレタン塗装は一発勝負、重ね塗りができない上に塗料も高いので、事前のシミュレーションが重要かも。



部品の磨き、洗浄、清掃には時間も体力も掛かるけど、塗ってる時間そのものはあっという間なんだよなあ。乾かしてる時間のほうが長いような。同じパーツを何度もバラしたり組んだりしたおかげで、解体の手順も手間も圧縮されてきた。
なんていうか、やっぱこれって「でっかいプラモデル」だよなー、と思うのだった。

*1:近所で手に入らないので通販で入手