スズキと干物干し

昨日、江古田のスーパーまで遠征した折、スズキの卵巣を発見。
大きさに若干ばらつきはあるが、3腹分で250円だった。

これまでに、カレイでカレスミ、ブリでブリスミ、サバでサバスミをそれぞれ作っているわけだが、今回はスズキでスズ……ス、スズスミに挑戦。


作り方はこれまでと同じで、

  1. 血合い、血を血管からできる限り取り除く
  2. 水、酒で洗って水分をよく拭う
  3. 裏表にたっぷり塩を振ってしばしおき、水分をまた拭う
  4. キッチンペーパーで挟んで、同じ大きさのバットの間に挟み、上にジャムの瓶とか乗せて重石にする

こんな具合で一週間ほど掛けて水分を抜く。
水分がある程度抜けてきたら、これを乾燥させるわけだ、が。


ある程度、大きさのあるブリスミやカレスミでは、冷蔵庫内で脱水をした後、網などに入れて軒先にぶら下げても、そうそうは型くずれしなかった。が、サバスミなどのように卵巣が小さいものは、網に入れてぶら下げるとすぐに形が歪んでしまう。
本来のボラスミ……じゃなくてカラスミなどの場合も、脱水後の乾燥はぶら下げてやるのではなくて、台の上に乗せてやるものなのだが、ウチは東側のベランダらしきものは隣家の影に入るためまったく日が当たらず、西側にはベランダどころか軒もないorz


そんなわけで、収納可能な「干物を干すためのギミック」を作ることにした。
たぶんこのギミックのネックになるのは猫対策と鳥対策。
まず、猫対策は……外猫ではなくてウチの猫が窓から転落するのを防がなければならないということ。箱入り娘・完全家猫なのだが、外への興味がないわけではなく、また何度か網戸に飛びかかった過去も持っているので、そのへんは警戒しなければなるまい。
鳥対策は、主にカラス。
生物食べ物を箱に入れて外に出すわけで、これが奴らの餌になってしまっては元も子もない。しかもカラスはでかくて重い。奴らが乗っかっても落ちない構造を考えねばなるまい。


材料はいつもの百均でキッチンネットを購入。前に他の何かwを作るために買った材料と組み合わせることにした。
キッチンネットを箱状に組み上げて窓から突き出す感じで固定することになるが、前述の猫と鳥の双方への対策として重要なのは、やはり強度だろう。構造的にはキッチンネットで作った鳥かごの内側に、モノを干すスペースが確保される感じなのだけど、この鳥かごを窓付けエアコンの室外機みたいな感じで飛びださせ、なおかつ不要なときはしまえるようにしなければならない。
んー。鳥かごの組み立てはとりあえずビニールのロックタイで仮留め。割と簡単にできた。ただ、もちろんこれだけでは上に5kgくらいある猫や鳥が乗っかったときに崩壊する恐れがあるので、後で針金でがっちりぎっちり固定する。とりあえず今は仮組。
これを窓枠に固定するには……手っ取り早いのは窓枠にフックを付けることなんだろうけど、失敗したときに目も当てられないのでw、できれば窓枠にはなるべく手を加えないことにするとして……なんか方法考えよう。


とりあえず、スズスミを干し始めるまでに形になればいいや、ってことで今日はここまで。