常備菜飯の友

冷蔵庫を覗いたら三浦大根と金時人参がまだ残ってた。
金時人参は普通の人参に比べて赤味が強くて密度がある、みっしり詰まった固くて重い人参。加熱すると柔らかくなる。甘味も強い。値段もちょっとするw
普通のオレンジ色の人参と違う品種ということなのか、冬場、それも年末や正月の時期にしか出回らないのだけど、好きな品種。静岡では見かけなかったなあ。
三浦大根も年末にのみ見かけるのだが、これも東京にきてから。こちらもしっかりしていて、密度があって、普通の青首大根に比べて甘味があって、日持ちする。萎びない。
ホンモノの根菜ってのは頑丈だなと思う。
ということで、これまた紅白なますにしておく。いただきもののホタテの貝紐は、綺麗に処理してから塩して冷凍しておいてあるので、これも混ぜる。1回作れば一週間くらいは楽ができる。


スズスミ*1はいい塩梅にできたので、完成とする。
これはこれでお茶漬けに入れたり、刻んで振りかけっぽくしたり、スライスしたのを肴にしたり。塩味がしっかりしてるのと独特の魚臭さというか生臭さwというかがあるので、漁港出身者以外にはたぶんピンと来ないだろうと思う。どんな魚の卵巣で作ってもハズレがないのがいいとこ。
商店街の魚屋さんより、量を捌くスーパーの鮮魚売り場のほうがこうしたアラは出やすいのだけど、東京では魚卵は「煮付けて食べる」という以外の食べ方はあまりされないのか、魚卵アラってあんまり高い値段が付かないようだ。嬉しい話。


昨日、打ち合わせで池袋に出た折、帰りに西武の地下――デパ地下を覗いた。百貨店で生鮮食品を買うという習慣がないので、どんなもんかと思って。全般に品揃えと鮮度は確かによさげ。種類も豊富、在庫も豊富。だけど、高ェw 鮪アラが480円って高すぎだろ! とか思う。アラ食いとして。
でも、海老やらブリやら、さすがに量も種類もいいもん揃えてやがんなー、とも。
スーパーや個人商店や、店によって「いつも置いている定番」が違ったり、「やたらエキセントリックな品揃え」だったりするので、比べたりするのは面白い。同じものでも値段が違って、数十円単位で買った負けたするのも楽しいけれども、「コレを扱ってるのはここだけ」「何コレ初めて見た!」「うわ、懐かしい!」みたいな得意分野が異なる店をつらつらと覗いて回るのも楽しい。
今日はサンヨーの洗濯機の点検修理が来るらしいので、それが終わったら買い物行こう。ぼちぼち台所洗剤もないはずだ。





白いご飯と常備菜2品と、主菜と汁。
こんだけあれば、生きていけるなあ。





……舌の根も乾かないうちに「粉ー、粉ー」と騒ぎ出すんだろうけどw

*1:スズキの卵巣を干しました