コート1050円

東長崎に「リサイクルブティック」という看板を掲げている、要するに古着屋さんがある。基本的にレディスというか女物が多いので、僕にグッとくるものはあんまり多くないのだけど、古着・古道具も好きなので、駅前に出るときにはついついチェックしてしまう。
ちょいと飯に出たついでに店頭を覗くと、こないだまで「これはいいかも」と思っていたコートが捌けていた。
で、それとはちょっと色も型も違うんだけど、やっぱよさげなコートがあった。3月にもなろうかというのにコートってのもどうよって感じだが、心なしかコートの在庫が増えてるような……。
そのコートは36000円の値札に赤線引いて、10500円になった値札が付いていたのだが、そのコートを掛けてあるマネキンには「1050円」の値札が。元値を考えれば2万以上は確かにしそうだし、ウールだし、リサイクルの安値品というのを考慮しても5000は切りそうにないような気がするので、一応店主に訊ねてみると「1050円です。お買い得」とのこと。
今年の冬に大活躍してた僕のデンマーク軍ウールコート(5040円)に比べてずっと薄くて、つやつやした裏地が貼ってあった。薄いってことは、つまり軽いってことだ。(軍物コートは性能は確かだけどとにかく重い)
それにしてもなんでこんなに安いの、と訊ねてみると「同業者が廃業して、在庫を持ち帰りたくないから捨て値で引き取ってくれと請われて、一着1000円で買い取った」らしい。それで当初は1万くらい値を付けていたのだけど、冬が終わろうとしているのに一向に捌けないので、いきなり仕入れ値まで落としたらしいwww 店主テラ豪気。
元値36000円が正価だとすると、1/30くらいの値段になっちゃってる。


ネット通販、オークション、合羽橋、上野、アメ横、いろいろあるけど、こういう近場にこういう出物があったりするところが凄いな、とか思った。
冬物処分中なので、来期に着るという前提でお買い得すぎるコートの類はまだまだ幾つかあった。ご近所の方はお急ぎを。南口の肉屋の前ねw