鮪アラとシュペッツレ
買い物ついでに寄った西友で、うっかり鮪アラを買った。
まだメカジキアラがあるの忘れてたorz
まあ、またツナにしてしまえばよし。
金曜にゲストが来るとゆー予約が入ってた。
オーダーは「豚肉」とのこと。前回同じゲストには豚つくね鍋を出したような気がするので、今回は去年モノにしたシュバイネハクセをまた作ろうかなー、と。今年はまだ一回も作ってないし。たまに作らないと忘れるし。とりあえず、450gくらいの肉を二個仕込んだので、一個はアイスバインにして、もう一個はシュバイネハクセにする。
んで、ザワークラウトいっぱい付ける。
これまたザルツ・プレッツェルも作る。今回は大きく作る。
今回はブレザオラがたっぷりあるので、これもたっぷり出す。今うちに来られる客はとてもラッキーだと自ら自画自賛www
それと――余力があったら、というかシュペッツレを作ってみたい。
先だってのラディッシュ&キャロットカッターをつらつらと眺めてるときに、ドイツ料理関係をあちこち見ていて、南独の郷土料理としてシュペッツレの名前がしばしば上がってた。
シュペッツレというのはどうやら麺料理の一種であるらしい。
南独と言えば、ちょっと行くとすぐにイタリアがあるわけで、イタリアのパスタ料理の影響を受けてるのかもしれんなあ、とか思った。
とはいえ、一般的なパスタのようにぐいぐいとこねて寝かせてパスタマシンでカットして……というようなものではなくて、小麦粉と卵と塩をゆるく混ぜたものを、穴の空いた柄杓みたいな奴とか、穴のあいた鬼おろしみたいなものから沸騰している湯の中に垂らして、垂らしたところからどんどんゆがいてしまうという、ショートパスタの一種であるらしい。
なんかに似てるなあと思ったんだけど、これは韓国/朝鮮料理/盛岡wで言うところの冷麺がこの手の作り方じゃなかったかな、と。
冷麺はジャガイモの澱粉を、かなり力を込めてこねためちゃくちゃ固い塊の生地を、シャレにならんほどの圧力を掛けてところてんのように突きだし、そのまま沸騰した湯の中に落として茹でてしまう、というようなものだったような。
そういや、日本のすいとんとか団子汁なんかでも、沸いてる湯(出し汁)に緩い生地をどんどん落として茹でてくっていうものがある。
冷麺は原材料が違うけど、畳んで切る、こねて伸ばすの他の方法として、「垂らして茹でる」っていうのが、南独あたりの料理として出てくると、なんかおもろい感じ。
で。
これも、「通販で買えないかな」と思ったら売ってない。
というか、「完成品を買う」ようなモノではない、ということなのかもしんない。ドイツには乾麺のシュペッツレというのもあることはあるらしいんだけど、それは「長さ5〜8cmくらいにぶちぶちに千切れたスパゲティ*1」って感じ。本場のシュペッツレの多くは、5cm前後、太さはまちまち、という手作り感のあるもので、やっぱこれは各家庭で作るのが当たり前ってことなんだろかと思った。
ドイツ料理店に行けば食えるんだろかと思う反面、今までに行ったことがある数少ない経験を思い起こしてみると、「ビール、ブルスト*2、ジャガイモ、ザワークラウト、それと豚肉の何か*3」はすぐに記憶に浮かぶんだけど、シュペッツレみたいな半端なパスタ的な何かwを出してる店って記憶にない。
ううーむ。
これは挑戦しなければいかんか。
卵も粉もあるしな。
やるか。
明日辺りちょっと試作するか。
ところで、ドイツでは「カレーブルスト」というか、ソーセージにカレー粉ぶっかけた奴が定番、というのをドイツ在住の方々の飯blogなんかでよく見かけるんですが。ホントですかアレは。うまいんですか。
教えてドイツにん。