あと一週間で作品募集〆切

今年で4回目となった超-1/2009も、作品応募受付は残すところあと一週間となりました。
一応、毎年毎年数字で見られるデータは残すようにしてるのですが、今年は応募数の描くグラフの曲線が例年と違います。

超-1/2009 応募推移比較
http://www.kyofubako.com/cho-1/2009/data/

例年はギリギリまで開催発表がなく、発表とほぼ同時に作品募集開始という感じなので、募集初期には応募数が少なく、〆切間際になって駆け込み応募がドドドと来る感じなんですが、今年は昨年のかなり早い時期から開催告知をお知らせしてきたせいか、作品募集開始と同時に結構な数の作品がなだれ込み(^^;)、とにかくスタートダッシュが物凄い勢いで押し寄せてきた感じでした。
応募者の顔ぶれは講評期間締切後の、作品同定、著者同定後に明らかになるわけですけれども、今年も初参加の応募者がかなりいます。少しずつ新陳代謝が進んでいくと言いますか。
実話怪談は「取材して書く」という大前提があるため、取材しなくても書ける元々持っていたネタを吐き出し尽くした人が読者に戻り、「超」怖い話以外の恐怖箱シリーズなどで開催告知を目にしたニューカマーが、新たなネタをひっさげて参入、といった入れ替わりが進んでいるのかもしれません。
一方、第一回から欠かさず参加の常連、第二回、第三回からの参加で雪辱を果たそうっていう方もいます。一年かけて新たに取材したという人、取材はしてないけど体験しちゃった、という人などなど。
大会としてのレベルを上げる、というような畏れ多いことは考えていませんけれども、今後もできるだけ初参加の新顔の人が増えて、「文章は洗練されていないけど、そんなタイプの話、初めて聞いた!」というような話が世に出る機会としていければ、大会の設置趣旨としては本望じゃないかなあ、などと思います。


今週末あたり、そういえばぼちぼち罠の早売りが出てきそうな予感。
校了したのはつい2週間前なんだけど(^^;)、なんだかもう凄く遠い昔のような……。