汚染源の特定

メアドを複数持つと管理が面倒なのでホントはやりたくない。
が、どうも昔から使ってきたメアドが汚染されまくりで、一日に200〜300くらいSPAMが来る。
付き合いのある人のメアドは一応例外登録しているのだけど、それでもやっぱりときどき重大な連絡がSPAMに選別されちゃってて大変なことになったりするorz
で、扱いレベルに合わせて幾つかに分類してみた。

  1. 昔から使っているので変えるに変えられないメアド
  2. 現在進行形の仕事使いメアド
  3. 通販サイトやSNSなどの連絡メール受信用メアド
  4. 非常用メアド


(1)に関しては汚染されまくっていようがどうしようが、今後も変更なし。ただし、利用頻度はじわじわ下げ、仕事関連は(2)にシフトしてきた。
また、滅多に使わないけど非常用として(4)をキープ。
で、どうも(1)の汚染源になっているのが(3)のような気がしてならないので、いっぺんmixiはてな楽天ヤフオクAmazonなどの通販&SNS系の「通信用メアド」を分離してみた。


しばらくの間はクリーンな状態が続いたのだが、この数週間の間に、(3)がまたまた汚染され始めた。
(3)を使い始めたのは去年なのだが、今年の頭くらいまではクリーンな状態が保たれ、今年に入ってから汚染され始めたので、恐らく一連の汚染はmixiはてな楽天ヤフオクAmazon他wの通販&SNSサイトのいずれかから、メアドに関する情報が漏洩したと考えられる。
現状でもっとも怪しいのは、楽天またはヤフオク関連。
楽天ヤフオクが直接メアド情報を漏洩させているのかどうかについては不明なのだけど、他の例えばはてなmixiは一応アクセスIDとサイト側からのプッシュ情報としてのメール配信以外に、メアドは使われていないはずなので、一応除外して良いような気がする。
だが、楽天ヤフオクの場合、それぞれショップなどとメール交換の機会があったりするわけで、それらのショップ側が何らかのスパイウェアやウィルスに汚染されている場合、踏み台にされている場合、意図的にメアドを他の用途に流している場合などは、利用者側からは判別が付かない。特に、この2〜3月くらいは通販&ヤフオクの利用が多かったので、そのへんのいずれかから漏出したんじゃないかなー、という気もしないでもない。


そこで、(3)のメアドを分割してみた。うへー、管理面倒orz
まず、クリーンである可能性が高く、そして必ずしも蓄積しなくてもいいような内容wのメールが比較的多い、「mixi」「はてな」「Amazon」に対して、それぞれにしか使わない専用POPメアドを割り当てることにして、一カ月ほど様子を見る。これで新しいメアドが汚染されなければ、mixiはてなAmazonは信頼性が高いということで、統合管理用メアドに統合するなりして管理の手間を軽減。
怪しいのは「楽天」と「ヤフオク」なので、これも分離して様子を見る。もしいずれかが汚染源の場合、楽天ヤフオクのメアドはPOPアドではなく転送アドにして統合管理用メアドに転送させるように変更した上で、定期的に転送メアドを変更する。


このあたりのSPAM汚染は、汚染原因になっているPCを利用している「相手側」が、自身の汚染にまったく気付いていないケースが多く、注意を促しても防衛することができない。
また、自分自身のPCが汚染されて問題が起きている可能性も高く、まず自身のPCの自浄を優先しなければ意味がない。


SPAMの削除に結構な手間を要求されたりもするので、このへんはどうにか合理的な方法を考えねばなあ、とか思ったりする。
今はサーバの時点でSPAMをはねているし、それをすりぬけてきたメールを自前のメールソフトのフィルタリングではねたりもするのだけど、それでもさらにすりぬけてくるSPAMはあるし、条件を厳しくしすぎた結果、エロトーク満載の友人知人からのメールwwwが、「援交やエロサイトへの勧誘メール」と誤認されて除外されてしまうケースもある。(実際にありましたw)
そこまで厳重にしても、手元に着信するSPAMメールが一日数百通ってんだからほんと困りもの。


世界に流通しているメールの7割まではSPAMで、それをたった20人が配信しているらしい、というような話がある。
嘘か誠か、そのたった20人が利用しているらしいサーバを片っ端から遮断したら、SPAM流通量が20%以下にまで激減したのだそうな(2008年の話)。
が、数カ月で元の状態に戻ってしまったんだそうで、この状況は今後も反撃に出ることができないまま続くことになりそう。


ああ、非生産的で非効率的でやんなっちゃう(´・ω・`)