焼きニョッキのランチ

うっかりしていて、ジャガイモから芽が出てた。
仕方ないので、皮剥いて芽をほじってすり下ろし、強めに塩胡椒。
久々にレシュティを作るつもりでいたのに、なんでか3〜4倍近くも強力粉を入れてしまう。
入れてから「ああ、これじゃニョッキの分量だなあ」と思いつつ、よく混ぜる。ここで軌道修正してニョッキに行くべきだったのだが、何がなんでもレシュティを目指そうとしてしまう。
塩豚を塩抜きせずに条切り&5mmくらいの角切りにして、軽く焦げ目が付くくらいに炒める。炒まったら緩めのニョッキの生地の中に戻してまたよく混ぜる。
シルバーダラーパンケーキパンを、他の用途に使ってみましょう〜。
ということで、ここにオイルミスト*1でオリーブオイルを霧吹き。加熱するとパンケーキの甘い匂いが立ち上る。今までほとんどパンケーキしか焼いてないので、染みついてるのだなあw
そこにニョッキの生地を流し込んで平たく整形しつつ焼いていく。
こういうとき、シルバーダラーパンケーキパンは小振りながらひとつひとつの大きさが一定したものが同時にたくさん焼けるので便利。
こんがり焼き色が付いたらひっくり返す。ジャムの瓶底を拭うためのスパチュラ*2がひとつあると、生地を乗せるのもひっくり返すのもこれひとつでできて大変便利。
裏側も焼けたらできあがり。
何しろ小麦粉の量が多いので、普通のレシュティにあるまじき弾力と密度に仕上がった。歯ごたえやもちもち感はどちらかというとやっぱニョッキに近くて、正に「焼きニョッキ」と呼ぶのがしっくりくる。
中型のジャガイモ2個から5枚ほどでけた。一人前一食分としては十分。
これを一枚あたり四等分くらいして、パスタソースなどと絡めたり、仕上がったものにオリーブオイルを垂らしてさらにパルメジャーノを削り掛けて軽く炙ったりすると、ちょっと気が効いた気がするものになる。
もちっとして腹持ちがよいランチ。


野菜も採ろうと思ったら人参しかなかったので、皮剥かずにスライスして塩胡椒+レモン汁+オリーブオイルでサラダっぽく。
デザートも何か欲しいなと思ったんだけど思いつかなかったので、作り置きの苺ジャムなどを添えてみる。
スープは思いつかなかったので、とりあえずカップヌードル・シーフードに湯を注いでみる。


画竜点睛を欠いた。

*1:ちょっと前に壊れて、百均モノで代用できないかいろいろ試した挙げ句に、結局安いポンプ式を買い直した。

*2:百均で入手したもの。