配当外orz

ぬう。
ATOKで変換して一太郎では表示できるけど、印刷は出来ない文字」
というのがある。
よく知られたところでは、地デジカに仕事を奪われたSMAP草薙剛。本当は「薙」の字は、「磲」と書く。弓偏に剪だが、たぶん見えない。?とか〓とかで表示されてしまう。中国要人の名前の紹介記事なんかでも、「○偏に○の作り」みたいな説明の仕方がされていることがあるが、アレは、「中国にあって日本にはない漢字」というものが存在するためだ。そして、日本にあるけど日本では使えない漢字というのもある。
普通、第二水準くらいまでなら、TTFの一部を除けば大概のフォントは対応しているものなのだが、第三水準ともなると漢字配当も配当外というかなんというか。
これを確かめる簡単な方法は、テキストファイルをメールで送ってみる、というもの。SJISにない文字、機種依存文字は正しく送れない。
で、こういう文字はDTPでは事故の原因になりかねないので、極力使わないのが望ましい。要するに、小難しい漢字を背伸びして使うと、その文字は印刷できない、気付かずに進行していたら、そこに不思議な暗号が印刷されている、というようなことも起こりかねない。
なので、普段は安全を期すため難しすぎる難字は置き換え・言い換えで逃げるようにしている。
これって一種の言葉狩りだろうかと思わないでもないので、あまりやりたくない手段だけど、印刷事故だけは避けないと。著者の誇りを傷つけることになりかねないので。
だがしかし。
固有名詞など、代わりが利かない箇所でそういう第三水準以下の文字が出てくるとなると非常に弱る。困るを通り越して弱る。
逃げ方はいろいろあるのだけど、今回はそれぞれ一個所しか出てこないので作字した。
かなり乱暴な方法で。
蠱が出たら、どれが「作字された文字」なのか探してほしいような、そのまま気付いてほしくないような……。
手間掛かりすぎで、貯金はすでにマイナスだorz