本日誕生日

日が変わって、本日8/5は誕生日。
ようやく本厄を抜けましたorz


ここ十年くらい、歳を訊かれて「ン歳」と答えると、「ええっ!」「そうは見えない!」と言われること多々。
でも、小ジワも増えたしー。場数も踏んだしー。元々童顔ではあるけれども、ぼちぼち「童顔で」と自慢できる歳でもない。若くもない。もう「若手」とか言って逃げられる歳ではない(^^;)*1
それなりに歳は食ってると思うのだけど、やっぱり頭が緑なのがいけないのではないかと思われる。見張りに立てないしねw
以前は気軽に「そういうわけで誕生日プレゼント下さい」などと宣言していたのだけど、血の気が引くようなプレゼントを下さる方がいて至極恐縮したので、そういうのはもうやめwww
でも室内用ハンモックはちょこちょこ修理しながら今も夏の必需品として愛用してます。
家人にのみ「あれを買え」と具体的な指示を出した。



思えば、初めて実話怪談に手を染めたのは23歳の頃で、この仕事とはホントに長い付き合いになっちゃったなあ、と思う。嫌いだ苦手だとぼやきつつ、なんだかんだで本数だけはいっぱい書いてきた実話怪談。
竹書房になってからのものはおかげさまで「怖い」を除いてほぼ全て版が現役のため、「手に入らなくて困る」というお叱りはほぼないハズ。これは主に夢明さんの御利益であって、僕はその余禄みたいなものに過ぎないw
竹書房以前はというと、倒産してしまった勁文社でしか怪談を書いていない*2わけなのだがこちらは絶版になって久しく、僕の事務所にも1冊しか残ってないのとかもある。
書いたのも昔過ぎて内容覚えてないのもあるし、数年越しで読み返してない巻も多数。新作を書く為に、以前から拝聴しては貯め込んできているメモを洗い直していて、ときどき「あれー? この話昔書かなかったっけ?」というものが出てきて頭を抱えることもしばしばある。
このへん、歳食った証拠だと思うw



まあでも、扱う題材はともかくとして*3、文章書いて24年も飯食えて、大好きな本の編集で24年も飯食えて、仕事関連に関して言えば今のところこんなもんで上出来だろうと思った。これ以上を望んだら罰が当たりそうな気がします。
仕事に関しては、後はぼちぼち生きていこう。





ところで、「超」怖い話を大昔からご覧頂いている皆様にひとつ質問。
勁文社「超」怖い話のうち、夢明さんの担当分は怖い本*4、樋口さんの分は「超」怖い話0、∞*5、安藤さん、蜂巣さんの分は「超」怖い話*6にそれぞれ収録されている。余ったところwから添田さん、滝沢さん*7、氷原君の分を除いた分が概ね僕が書いた話である。これらは2000年発売の怖い*8に、そのうちの幾つかが再録されているけれども全部ではない。また、怖いは前述のように絶版して久しいorz
個人的には、何年経っても色褪せない、何年経っても忘れられない、未だに「どんな怪談を書かれているんですか?」と問われて真っ先に思い出すのは「カボチャ」なんだけど、この話って「怖い」には入ってない*9んで、「超」怖い話Aから入った人にはほとんど知られてないんだろな、とか思った。


お手元に旧版「超」怖い話がある人はそれを紐解いて頂くとして、もし今、旧版「超」怖い話収載の拙作のうち「もう一度読みたい」「お気に入り」または「誰かに教えたい」という話をリクエストするとしたら、どれを読みたいっすか?


リクエストはコメント欄へ↓↓↓↓↓

*1:ぼちぼち、花開く前の若手ではなく、マイナーなロートルであることを自覚すべきw

*2:禍禍、妖弄記、おまえら行くな他は竹書房に移ってからの書き下ろし。

*3:子供の頃は、ノストラダムス特集とかあなたの知らない世界とか川口宏探検隊(による、即身仏発掘とか)を見ると、恐怖で眠れなくなる子でした。小学館こども図鑑の「からだのひみつ(9)」に載ってた、「死んだら人間はどこにいくの?」に描かれていた地獄絵図が怖くて、その巻だけ本棚に裏返しに突っ込んでいる子供でした。

*4:ハルキホラー文庫

*5:竹書房文庫

*6:竹書房文庫

*7:共著者名としてたぶんカウントされていないのではと思うのだけど、勁文社「超」怖い話には当時、「超」怖い話の担当編集者だった勁文社の編集さんが書いた話が1本入っている。

*8:竹書房文庫

*9:心霊落語だからw