いろいろ吸ってみる話
本日の夕食は鍋。ここ三日ほど連続。まあでも、楽なので。
さて夕食後。
家にある、「火が点きそうな葉っぱで、人体に害がなさそうなもの」をいろいろ集めてみた。主に普段飲んでるもの。
地雷も交じってる気はするけど、まあ「落とし穴は落ちてみよ、ドブは踏み抜いてみよ、地雷は踏んでみよ」というのがモットーなので、とりあえずあからさまに命に関わらなさそうなものは試してみる。
さあ、吸うぞw
まずジャスミン茶から。
御茶屋さんの前を通りかかると、ほうじ茶の焙煎をやってるところがあるのだが、あんな感じの香りがする。味もジャスミン茶っぽい。花を避けて葉だけ吸ったせいか、どことなくほろ苦さもあって、これはアリだと思った。
緑茶2種。まず、フツーの煎茶。アリはアリだけど、味は薄ぼんやり。ジャスミン茶のほうがはっきりしている気がするけど、これは煎茶が開けて随分経つ古い茶だからか?
粉茶のほうは、開けてまだ間がないものを自家製粉*1したものだが、これは火の回りが早くて香ばしさが際立つが、凄い勢いで燃え尽きる。火皿が小さくていくらも入らないので、それは他の葉でも同様なんだけど、「わー」とあっという間に燃え尽きてしまう。
この粉茶と普通の茶の中間ぐらいの大きさだと、案外いいかもなあと思った。
コーヒー。
うちはレギュラーコーヒーを飲む習慣があまりないので、手っ取り早くフリーズドライを吸ってみた。火は点きにくい。でも、付かないわけでもない。が、火が回るよりも、溶けてタールのようになるほうが早く、また香ばしいを通り越して焦げ臭い。うちの人間は全て喫煙をするのだが、家人から「くさい。それくさい。焦げ臭い」と文句が出たのはコーヒーのみ。キリマンジャロじゃなくてモカならよかったのだろうかと思わなくもないけど、どれで試しても多分似たようなものだろう、と。
しかもコーヒーは一番こびりつきが酷くて、火皿の掃除が大変だった。
紅茶……は、ティーバッグなので……。
これを開けて試してハズレだった場合にダメージでかいなあ、ということで、結局まだ試してない。ただ、なんとなくジャスミン茶に近い味なんじゃないかな? という気がしないでもない。
今後、試したいものとしては、
- 烏龍茶
- 麦茶
- シナモン
- バジル
- パセリ
- ゆかり
- パン粉
など。
バジルは案外うまいらしいので。
タラゴンもうまいらしい、という話を聞くけど、個人的にタラゴン苦手なのでパス(^^;)
紫蘇は、特に穂紫蘇とか大好きなんだけど、これはなんか美味しくないような予感がする。ゆかりを試してみてから考える。
七味唐辛子はいろいろな意味で吸ってはいけないらしい。火の点いた唐辛子を吸い込むという時点でどうかしてるしw
ハバネロの恐怖を経験している身としては、それは考えたくもない。
煙道にティッシュ挟んでフィルターにしているせいか、喉がイガイガとか、胸がムカムカというのはあまりない。そのへんの葉っぱを試してる人々の多くが、紙に巻いて吸っているせいじゃないかなと思わなくもない。
パイプの場合だと、ほんとに一口か二口で火が消えてしまうのと、あんまり肺の奥に吸い込まない(吹かすだけ)のとで、ダメージが少ないのかもしれない。
このへんを試してみてつくづく思うのは、
- 紙巻き煙草(普通の煙草)の利便性
- 普通の煙草葉の味の濃さ
だろうか。
箱から出して火を点けるだけで吸えて、吸い終えた後の面倒も灰皿に入れるだけ、というあたり紙巻き煙草は楽で便利にできてるよなあ、と感心するというか、改めて再発見したというか。
また、味の濃さの差というか。
そもそもジャスミン茶とか、吸うために作られているわけではないのだがw、沸かして煎じた場合のほうが、ずっと味が濃いように感じる。
僕はお茶とミカン県人の出身なので、子供の頃から茶に馴染み*2、ほうじ茶を煎じるあの香りも大好きなのであるが、それと比べてもやはり普通に飲んだほうが味が濃いわけで、火を点けて吸ってみた場合の煙草の葉の「味の濃さ」には敵わない。
KENTですらジャスミン茶に勝つと思う。
となるとやはり次は、小粋*3かパイプ煙草ということになるのだが、パイプ煙草は……ちょっとお試し、というには値が高い(^^;)*4
カードパイプの火皿の浅さは、やはり煙管に通じるところがあると思う。*5
でも、火皿の深さが2〜3mmしかないのは、さすがに浅すぎという気がしないでもない。あともう2mm、いやせめてあと1mmあればなあ、みたいな。
カードパイプは、煙の出るオモチャとしては十分におもしろい。
こういうのに慣れてくると、次あたりM.E.T.R.Oとか欲しくなるかも。