パイプでけた

これ以上続けるとドツボにはまりそうなので、一応完成したことにする。
仕事中に気分転換で、5〜10分だけこするとか、食後の軽い運動でこするとか、ちまちま時間を捻出。
シャンクを細くしてボウルトップを7〜8mm削り落としたら、58gあった重量は45gまで減った。

上は58gだったときのもので、下が45gになったもの。ほとんど違わないように見えて、一応本人なりの努力の成果が重さに出るあたり、ダイエットに似ている。
細かいところを成形していけば40g台前半は達成できるんだろうけど、なんというか、もうきりがないというか。
パネルシェイプのものは綺麗に面出しするのが難しいのだそうで、形が歪まずに正確なオクタゴンにするのは厄介。まあ、初めてだしこんなもんでしょう。
この後、細目で磨くとか、染めるとか、ワックスがけとか本来ならすべきことがあるのだが、どうせ細かいところが気になってちょこちょこ直し続けるのが目に見えているので、このままワックスがけはせずに手垢をこすりつけていきたい。
ナチュラルシェイプというか、作家モノと言われるパイプを模した自作パイプに不定形でシンメトリーではないオーガニックシェイプっぽいものが多い理由は、シンメトリーを追求するとか歪みのない正確な形を手作業で作るのが難しいから……とかだったりして。
口にくわえるものなので、やっぱり40g台前後の軽さがないと大変だし、100〜150gくらいはある原木からそこまで削り込んでいくのも大変。きっと、削りかけてすぐに放置された原木*1とか、原木のままで吸われているパイプ*2とか、いっぱいあるんだろうなあ、と……。
日曜のパパのダンディなホビー*3……という印象の強い自作パイプなのだが、やってみたら結構おもしろかった。
そのうちまた新しいの作ろう。
できれば今度は20g台の軽いの作ろう(´・ω・`)

*1:最初の一カ月くらいは僕も放置してペーパーウェイトになってた。

*2:たぶん、そのままだとすごく重いので、すぐに飽きて使われなくなるに違いない。

*3:ほんとにそんなダンディなパパなど実在するのだろうか。