賞金の内訳(3)


http://www.kyofubako.com/cho-1/2010/

というわけで、超-1/2010の賞金の話、3回目です。

おさらいになりますが、超-1/2010は賞金が付きます。

総額50万円です。
うち、ランキング1位が30万円
ランキング2位が5万円です。
最優秀作品賞が10万円です。

そして本日のご案内は最信任講評者賞。賞金は5万円です。


超-1は、持ち寄っていただいた実話怪談を匿名で公開する、というルールになっています。これは、著者名で偏った評価が出ないようにするためです。同じような話でも、嫌われているw著者だと評価が低くなり、人気のある著者だと評価が高くなる。そういうことがないように、著者名はあえて伏せて、作品本位で審査をしていただくために、匿名公開制を採っています。
その匿名公開された作品群を講評する講評者/審査員は、応募者当人と応募者以外の一般読者の方々にお願いしています。応募者は相互に自分以外の作品についても講評をしなければならないわけですが、これがまた結構大変な作業です。毎回300作以上来たりしますし。
配点と寸評を付けてく作業をされる講評者というのは、超-1では欠かせない存在でもあるわけですね。
といったわけで、今回は「最信任講評者」を選出し、賞金を進呈することになりました。
「最優秀」ではなく「最信任」というところがミソと言えばミソ。
講評者というのはただ褒めまくればいいというわけでもなく、指摘にそれなりに納得できるところがなければならなかったり、隅々までよく見ていたり、褒める以外の批判も行える人でなければ難しいわけで。だから「最信任」ということになります。
最信任講評者賞は、あらかじめ講評者としてエントリーされている人(講評期限までに登録されれば有効)が対象になります。諸々の細かい規定はまた後日。
これまで読み専で超-1を支えていただいてきた講評者の皆様にも、然るべき評価を得ていただきたいな、ということでこんな形になりました。


ところで、「ランキング1位と作品賞ダブル受賞だと40万円」という話がありましたが、最信任講評者は応募者も対象になります。つまり、ランキング1位、作品賞、最信任講評者賞のトリプル受賞で、最大「一人で45万円獲得」というのがあり得るわけですねー。これと別に傑作選・怪コレの印税もあります。場合によっては翌年の恐怖箱トリニティやその先への展望も拓けてくるわけで……。
数は力なり、継続は力なり、と申します。
2006年からの数、2010年までの継続が、「今後」のチャンスを醸成するに至っているわけですが、今年はどんな人が登場してくるんでしょうかねー。*1


ところで付箋がまだ余ってますが、そこらへんはあともう少しお待ちを。

*1:超-1はプロ・アマ資格問いませんので、すでにデビューしている人も応募してくるかもしれませんけどねーw