本日の囁き

 今日の囁き。

  • 19:31 うえー、寝堕ちる。36時間起きて6〜8時間寝るってサイクルは身体にあんまりいくない。なんか、偶数日しかないような感じ。
  • 00:36 4時間で目が覚めちゃって仕方ないので仕事再開。目が覚めたとき「やべ、24時間ねちゃった!?」と思ったorz
  • 00:39 麟太郎を亡くした折にいただいた追悼文を改めて拝見していて、「猫系・猫の下僕・猫ジャンキー系怪談人」の多さを再認識。そんな気配を微塵も見せない方まで猫人だったとは。
  • 02:03 iPadは、単行本か雑誌の大きさだけど、日本の書籍購読者層がもっとも多く購読しているサイズは、文庫(A6)やコミックくらいの大きさ(電車内で読める大きさ)と思う。あの大きさは「電車内立ち読み」需要には向かないんじゃないかなあ。
  • 02:05 その意味で、日本は携帯電話というネットワーク対応テキストビュアーの普及が進んでしまっているというか。日本の読書習慣に合致させるなら、PSPDSiくらいまで、ぎりぎりでiPhoneが書籍ビュアーとして許容できる大きさな気がする。
  • 02:06 キンドルの印税70%というのは、通常10%前後であることを考えれば大変魅力的…だけど、現時点での市場規模を考えると、紙の本と同程度の初動は見込めないので、よほど絞ったテーマか製作コストの安いものでないと投入しにくいかも。
  • 02:08 もし自分が参加するとしたら、少なくとも当面は出版社では企画が通らないようなもの(エキセントリックだったり趣味に走っていたりw)か、1000人以上にアピールしないことが織り込み済みのもの、儲けを考えないものを出すかも。
  • 02:09 最近は組版段階で作業が電子化されてるものが多いので、商品としては賞味期限切れでもすぐにPDFが用意できる、絶版回避策としてはいいのかもしれない。
  • 02:11 また逆に作家として求められるハードルが低くなるというか、版元が抱えるリスクが最小化されるので、これまで企画段階で編集者の取捨選択で消えていったものが世に出る機会は増えるかも。もちろん、大多数は蕾のまま終わるだろうけど、化けるのも出てくるだろうし。
  • 02:12 誰でも無償で読めるスレ内容やblogを書籍にまとめ直した商品というのがヒット商品であったりするので「キンドル、iPadで大人気」というのを錦の御旗に、書籍化、なんて展開もあり得るんじゃないだろうか。
  • 02:15 専業作家の様子見w、準作家・兼業作家の欲目、出版社の抜け目なさ、印刷所や取次などの複合体の次の動きなどなど、今年はいろいろ動きがありそう。コンテンツクリエイターの需要も、形や風向きが変わってくるだろな、と思う。
  • 02:17 今すぐ電子書籍への全面移行が来るわけではないだろうけど、準備はしておかないと。でも結局は、作品(商品)を如何に周知するか、話題にするか、というところに左右されるだろな。
  • 02:20 電子書籍化のメリットは流通と在庫の削減だけど、電子化で内容がおもしろくなるわけでも、誰でも売る機会を得られても、誰でも売れる実績が等分に得られるわけでもない。
  • 02:20 作家も企画屋も細胞化していくと思われるので、小さいユニットが最小のコストで細分化された(いろいろな意味で)商品を作るという、可処分資産・可処分所得細分化の流れは変わらず。超大作より、小ネタ的なもののほうが売れるかも。
  • 02:44 というわけで今夜も怪痾。やっぱ編集仕事は楽しいわー。
  • 03:05 ……これで麟太郎がいればなあ。
  • 05:12 というか、まだ存命だったとは。合掌。RT 米作家サリンジャー氏死去 「ライ麦畑」を若者支持 bit.ly/bvcRKl (via @47news)
 ……では、おやすみなさい。