本日の囁き

 今日の囁き。

  • 06:47 それにしても、イランの高濃度ウラン濃縮について、日本政府はまったく無反応。アメリカ・西側と足並みを揃えてイランを批判するのか、それともアメリカを批判するのかw(斜め上) 国内問題で手一杯なのか、中東は「遠い外国」だと思ってるのか。
  • 06:51 シーシェパードの標的は、やはり鯨から鮪へ。でも国内政局やら参院選やらが立て込むので、話題にはならないことだろう。もちろん、鳩山首相は妻の手料理に鮪が出ても食わない、とか言い出すんでしょうな。「私は鮨屋でも鮪を食べない」と言い出しても驚かない。
  • 07:17 日本人の感覚として、「国」と言えばそれは自分の所属する国家=Nationを指すのではなくて、自分達の下僕(公僕)である政府=governmentを意味するように使われる。なので、国(行政=官僚や、政府を構成する与党政治家)は、下僕の領分を弁えることが要求される。
  • 07:19 国と市民団体が争う訴訟などで国が負けると大喜びする傾向が強いのは、おそらくそういう心理からくるのだろう。しかし国が訴訟などで負けて国が賠償を行うとなれば、原告以外の国民の収めた税金が賠償金として支払われることになるわけで、実際には政府=国の敗訴は喜ばしいことではない。
  • 07:20 こうした訴訟報道などでも「国=悪」「市民=善」の図式で語られるせいか、日本人は国=Nationという意識が希薄なり、国(政府)が困ることを喜ぶという、当事者意識の欠落を招いているのではないか。
  • 07:22 民主党政権はこれまでのところ全く成果を上げていないし、外交上も失策ばかりしている。特に安保関係。それらについて「政府の失敗を大喜び」いわゆるメシウマな反応が出ることは避けられない。実際、下手を打ち続けているのは事実だからだ。
  • 07:23 しかし、そうした政府の下手、国の失敗は、その国に出資(税金や国債で)し、それらから恩恵を受ける立場にある有権者にとっては、不利益でしかない。外国人地方参政権などはその最たるもので、日本国籍を持たない外国人に参政権=自決権を与えるのは愚の骨頂。
  • 07:24 愚の骨頂政策について、有権者が自分達のNationの問題として意識できなければ、「政府が勝手に失敗した」などと言っているうちに、引き返せないところまで行ってしまうことになりかねない。
  • 07:25 Nationの意識が希薄でGovernmentを他人事のように攻撃する意識、というか「悪いのは政府」「自分は国と無関係のイノセント」という当事者意識の希薄さというのは、先の大戦についての不十分な教育からきているのではないか、とも思う。
  • 07:27 「悪いのは戦争をした政府、軍で、自分達国民は政府に騙された」「国は敵」だから国旗や国家を悪として教えたり、国=Nationに所属しているという意識を悪いこととして刷り込んだりすることが、誰にも止められることなく行われ、それが有権者の根底の共通意識になってしまっている。
  • 07:29 自身の所属を意識する=Nationalism=ナショナリズムを、そのまま「国威発揚」の訳語と同義にしてしまい、戦中の狂奔状態やナチスドイツへの狂奔などと重ねることで、常に悪として教える。その結果、Nation・秩序の崩壊こそが善という、革命主義が正当化されているのではないか。
  • 07:30 安定した経済や社会生活というのは、法と秩序が守られていることによってのみ保証される。安定に向かうことは善であり、秩序の維持に与することは本来は善である。が、それらが否定され、破壊や法と秩序の無視が肯定され、就中それが政府によって励行されるのは危険である。
  • 07:32 このところ、「ちょっとくらいいいじゃないか(輿石東)」「謝ったからいいじゃないか(鳩山由紀夫)」「訴えられなきゃ潔白(小沢一郎)」などが横行しているが、これを子供達に手本として示していいんだろうか?子供の手本にならない政府でいいんだろうか。
  • 07:33 大人がすることは、子供が必ず真似をする。「ちょっとくらい、謝ったから、みつからなければ」こんなことを子供の手本にはさせたくないが、でもすぐに真似するんだよなあ。子供は、言い逃れの流行に敏感だから。
  • 07:36 景気が悪くなると国政は有権者の機嫌を取るため内向になり、有権者は雇用確保から排外志向を強める(右傾化する)。これは歴史が何度も証明しているので珍しいことではない。が、貿易産業立国が国外(資源国)の動乱に無関心であるのは危険きわまりない。
  • 07:37 イランの動向について、鳩山政権が一両日中に何らかの「態度表明」をしない場合、今後ますます「別に日本はいてもいなくてもいい。とりあえず無視しておく」という感じで、国際的プレゼンスが下がっていくのは間違いない。これを政府の失策、といつまでもメシウマしているわけにもいかないのだが。
  • 09:03 稲川賞な話。怪談界にあって、稲川さんの「楽しんでいただけましたか」という姿勢&決め台詞には非常に共感するところがあって、実話怪談に限らずエンターテインメントをやってる人で、読者や観客をきちんと意識している人達は、やはり根底にこの気持ちがあるのでは、と思う。
  • 09:05 お客様あっての、というプロ意識の高さというか。「超」怖い話は一度ならずも二度もなくなって、その都度、お客様に引きずり戻されてきた歴史がある。故に、「お客様あっての」という気持ちは常に忘れないようにしなくちゃ、と折に触れて思う。
  • 09:07 その意味で、お客様、というのを明確に意識している稲川さんの姿勢にリスペクト。この稲川賞という機会を提案&実現して下さった皆様にも感謝の念に堪えません。これでお客さんが喜んでくれる&楽しんでくれるならそれがベスト。
  • 09:10 今年の超-1は賞金とか稲川賞とか、手弁当の範囲ではどうにも実現できなかったことについて、各方面から助力を得られた感じ。貧乏企画であったことを思えばありがたいことです。これも5年間、応募者・読者の皆様に支えていただいた結果、結実したことでもあり。
  • 09:12 ぶっちゃけ、最初の年の怪コレが売れてなかったら続刊・第二回はなかったし、恐怖箱シリーズが軌道に乗らなかったら今回の賞金や稲川賞はあり得なかったことを考えれば、これも皆、超-1参加者/読者が勝ち取った機会、といえる。是非とも楽しんで&生かしてもらいたいもんです。
  • 09:23 昔、「あのときに欲を出しておけば今頃は!」という機会wがあったんだけど、若かったり遠慮がちだったりで、そのチャンスに手を出さず今に至る、というのが何度かあった。チャンスの女神はGIカットで前髪しかない、とよく言うけど、目の前のチャンスに貪欲な人っていうのが成功する人なんだろな。
  • 09:27 昔、夢明さんが「来た仕事/チャンスは断らない。常に今がピークかもしれないという気持ちで」というのを口癖にしていて、なるほどなあと感心した。些細なものであれ、目の前に現れたチャンスに即応する人にこそ注目しないとね。
  • 12:44 RT ハマコーが活動開始、目が離せんw togetter.com/li/5344 (via @gori_san)
  • 05:04 そういえば、麟太郎のペット共済の請求と次年度解約の書類をようやく送った。猫タワーの麓を片付けていたら、麟太郎が初めてうちにきたときにくるまっていた、お気に入りの毛布が出てきた。久々に猫のキモチを聞く。いろいろ泣けてきた。bit.ly/cgVH9F
 ……では、おやすみなさい。