ハーネス作った

万夜は元気だ。
というか、仔猫パワー、半端NEEEEE。
ヒットポイントが少ないので、わーっと騒いだかと思うとすぐに疲れ果てて眠ってしまう。眠りは深い。
が、深いことは深いんだけど(浅くはない)、長くない。
ヒットポイントのMAXも大したことないので、満重電も早い。
2時間も連続で寝たら御の字。しかも、がばっと起きた瞬間から全開で動く。
なんというか、まだ躾的なことはこれからなわけだが、飯が。晩飯が。人間の晩ご飯が大変せわしない。
やっぱ無理だよ。
万夜を片手で追い払いながら(食卓には乗せない)飯食うのはw
カトラリを使わない晩ご飯にも限度ってもんがあるよ!
毎日ピザは嫌だよ!

麟太郎が来たばっかりのときにはどうしたんだっけか、と必死に思い出す。
麟太郎も最初のうちは食卓に乗ろうとしてて、散歩用のリードを付けたんだった。端は猫タワーに繋いだ。それで麟太郎は「ああ、届かないわ」と凄い勢いで諦めてしまい、食卓に無理に乗ろうともしなくなり、そのうち食卓には乗ってはいけない(少なくとも人間がいるときは)と覚えて、リードの出番はなくなった。*1


万夜には昨日から海上迷彩*2の首輪と鈴が付けられているので、この首輪に試しにリードというか合皮製のウォレットチェーンを付けてみたら、凄い勢いで逃亡し、首から首輪ごと抜こうとし、大変危険だったので一発でやめた。
万夜は今後、完全室内飼いをすることになるので「お外にお散歩」といったことはしないつもりだし、猫に服を着せる趣味もないので*3興味を持ってなかったのだが、胴体で固定するタイプのハーネスはひとつあったほうがいいかもしれない、という気持ちに一夜にしてなった。


でも、ハーネスって買うとお安くない。
紐状のものは、万夜が小さすぎるので絶対に縄抜けされそうだし、布状のものはデザインがイマイチだ。しかも、布状ので仔猫用って理想的なのがあるようでないんだよなー。すぐ成長しちゃうからだろうかな。


というわけで、食休みついでに作ってみることにした。
ちょっと頑丈なキッチンペーパーがあるので、まずはそれで型紙をちょきちょき作る。
作ってる傍から万夜に破壊されそうになるのをしのぎごまかし、なんとか型紙でけた。
別目的で買ってきたり分けて貰ったりした皮の端切れがあるので、それで作ろうかと思ったけど、いきなり作って失敗するのもアレだし、強度的にはデニムくらいでも足りるんじゃないかな、と思えてきた。
そういや、怪ダレのパイロット版を作ったとき、自分でデニムの特装版装幀やったんだけど、そのときの端切れがまだ残ってた気がするなあ、と思ったらやっぱりあった。
薄手のデニムだけど仔猫には破壊できない程度wの張力もあるし、これでよかろう。


型紙からデニム地にトレスダウンして切り出し、前肢の通る穴を型紙より若干大きめに開けて自由度を増す。自由度は増すけど、腕抜きされやすくなるんだよな、これ……。
とりあえずストロングホックを二カ所に取り付け、スナップボタンで脱着可能に。その上で大きめのハトメを付けて、カラビナを引っかけられるようにする。よほど全力で暴れられても、強度的には大丈夫なはず。たぶん。
ただし、こういうのはハトメやホックを付けたところから脆くなり壊れやすくもなるので、デニム版が形的に問題なさそうで、なおかつ強度的に問題があるようであれば、後々同じ型で皮で作ればいいや、ということで。

とりあえずガンガン叩いてハトメとホックの取り付け完了。
布の周囲はこのままでは弱い(ほつれる)可能性が高いけど、まあ美的問題は横に置き、当座の実用性だけ求めることにする。もし余裕があったらかがり縫いもするかもしれないが、多分やらない。


というわけで、完成したので試着させてみた。
腕穴の位置は問題なし。
首回りはもう少し削ってもいいな。
ホックの数をもうひとつ増やさないと腕抜き脱走されそう。いずれ成長したら締まらなくなるだろうけど、仔猫のうちのみ使えりゃいいやということで、あとでもうひとつ増やそう。*4
工作時間小一時間の割にはよくできた。

そんで、ホックをひとつ増やした改良版にしてみた。
カラビナ装着してどのくらい縄抜けされるか試した後、試作第二号だ!
なんとなく、後ろ向きに抜かれそうな気がするwww

*1:で、どっかいってしまったw

*2:青い迷彩

*3:日光浴の妨げになるから

*4:ハトメ打ちはとにかくうるさいので日があるうちに