スペランカー三宅議員の件で民主党に電凸したら、酷い対応だったらしい

http://www.youtube.com/watch?v=l3y39-zlLug

話題になってるのでw紹介。

  • 宅議員が転んだ映像を見た、という人が民主党に抗議の電話をした
  • 民主党の担当者(女性)がキレる。電話を切る
  • 切られても繰り返し電凸
  • 民主党の担当者(男性)がキレる。電話を切る


一昔前に、「東芝クレーマー事件」というのがあった。クレーム対応者の対応がヒデー、というのが注目され、これ以降、クレーマーがどれほど無茶を言ってきても、ちゃんと対応しないとクレーム担当とのやりとりが晒されてしまう……ということで、各社共に大変丁寧になった。

昨年の総選挙で自民が負けた最大の理由は、「義憤を晴らしたい有権者が、大義名分を得た上で自民党政権をリンチした」という感じで。
要するに、「思う存分攻撃しても許される相手を、容赦なく安全圏からぶん殴りたい」という気分が大勢を占めたことにある。
あのとき「自民でなければ何でもいい」「民主のほうがずっとマシ」と、あちこちで見かけたっけなあ。


で。
それではこの8カ月余りで、民主に投票した有権者がが幸せな気分を維持できていたかというと、そうでもない。
そして今、今度はその矛先が「思う存分なじって、義憤を晴らしてもいい、民主党」に向いているわけだ。
民主党側の対応は、「自分達は絶対の国民の支持を得ているから、何をしたって許される」という、昨年の総選挙のときの気分が継続しているようなのだが、果たしてそりゃどうか。
今年の2月のエントリで、こういうのを書いた。

民主政権はどのくらい有権者に支持されているのか
http://d.hatena.ne.jp/azuki-glg/20100226/1267153512

実際のところ、「議席数が圧倒的だからといって、得票数が圧倒的だったわけではない」わけで、20%弱が移動したら簡単に崩壊する可能性があるわけなのだが……。
ただこの民主の尊大な自信・自負心は、「衆院解散さえしなければ、恐怖政治はあと3年継続できる」という自覚からくるものだろう。
ネット選挙などについても、「候補者を誹謗中傷しているように見えれば刑事罰」などが良い例で、これから先、3年間は「翼賛しなければ投獄される暗黒時代」は続くし、3年後までに「衆院解散無期限延長法」ができても驚かない。


僕らは暗黒時代を進行形で生きている。