SPAMなの?

気付いたのはこの一週間くらいなのだが、幾つか管理している業務関係のTwitterアカウントのうち、竹の子書房のアカウントのひとつがやたrとフォローされている。
該当アカウント主に竹の子書房の新刊既刊を延々告知するbotなので、そのbotのTLに怪しい教材や壺や一攫千金の情報が溢れようが英語の罵倒が溢れようが大して悪影響はないのだが、フォローしてくるアカウントを見ると個人から中小企業、起業家、学生と、アカウントの中の人の社会的共通性はおよそ見出せない。それぞれのアカウントが全て死蔵されているものが乗っ取られているのかというとそうでもなくて、仕事やら日常やらの話でそれぞれちゃんと生きてはいる。
だけど、これらのアカウントにはひとつ共通するところがある。
フォロワーが万単位。
フォロー数も万単位。
4桁だとかなり少ないほうで、5万8万当たり前。
「フォローしたらフォロー返しされる」
という条件が分かっている人にだけ集中してフォローしまくっていったら、そりゃフォロワーの人数も増えるだろうけど、無差別にフォローしまくった分、興味がない人の発言がTLに溢れまくることになる。
5桁のユーザーへのフォローとフォロー返しを手動でやってるとは思えない。例えばbotジェネレーター(http://twittbot.net/ )にはフォローに対して自動でリフォローする機能があったりするので、恐らくその機能を利用しているのだろう、とは思う。
が、これは「フォローされた場合に自動的に返す」機能であって、自動的にフォローする機能ではない。
竹の子のbotは自動的にフォローを返す機能はあるが、自動的に(能動的に)フォローを「しにいく」機能はない。
この一週間ほどのフォローはことごとく「5桁のフォロワーを持つ一個人が、フォローをしてきたので返した」という流れ。
一年365日休みなく誰かをフォローし続けたとしても5万フォローするには一日に137人、一日のうち8時間をTwitterに費やしたとしても1時間あたり17人はフォローし続けなければならない数字であって、決して人力では出来得ない。
ということは、自動で誰かをフォローしまくり続ける機能とか、そういうサービスがどこかにあるんだろうか?
該当botは告知周知を目的にしたものだし、それ以外の点で当面実害はなさそうなので放置するけど、これはどういう意図のものなのだろう? とは思う。
5万人をフォローして、5万にフォローされたからといって、自分の発言が5万人に注視されるとは考えにくい。むしろ、「見ず知らずの5万人の一人」として埋没するだけなんじゃないのだろかとか。


現象としてなんか不思議。