通常進行

もう通常進行。
夜、本屋店長がお節を食いに現れたので、そのまま新年会的に軽くつまむ。元旦から店やってたそうでご苦労さまでした。


夜、ニョキラジ2011年初回放送。
日曜夜の定番となったこの放送では、昨年末の怪談バカ一代飛び入りで回線障害でぐだぐだになった怪談を一席、完全版ということで語ってみた。


昨年末くらいからコミPOユーザーが増えつつあるようで、竹の子書房でも雨宮淳司氏と須藤安寿氏が購入したらしい。雨宮氏曰く「漫画の形で出力されるワープロソフト」とのことで、その例えは絶妙と思う。
日本の漫画は、絵というよりも「予め共有している多くの漫符を記号として描く」という部分が多かれ少なかれある。
学園モノは必ず夏休みが舞台、夏と言えば海、みたいなお約束もそうだし、キャラクターの喜怒哀楽なども記号化と記号の意味するニュアンスの共有も進んでいる。カートゥーンやアメコミとは別の意味で「複雑」とされる日本の漫画も、「複雑ではあるが系統化されている」わけで、系統化されているものは自動化が可能、ということを体現しているのがコミPOと言えよう。
お絵かきソフトがあっても絵心がなければ絵は描けなかったが、その点はコミPOが解消してくれた。
ワープロソフトがあっても語るべき物語がなければ一文字も原稿は進まないが、このへんはさすがに自分で解決せねばならない。
が、作家脳wというのはおもしろいもので、アイデアやヒントや何らかの情報、そういうものが揃ってモチベーションが上がってくると、別に頼まれていなくても「おはなし」が口や指から漏れ出てくるのがモノカキという生物らしい。

マンガでわかる竹の子書房コミックガイド
竹の子書房とは何か? 超基礎講座
あみゃみゃまじゅんじ 作
http://www.takenokoshobo.com/manual/comicguide/


……。
雨宮さん、今年の2月も単著がありますからね?
原稿忘れてませんよね?