麟太郎一周忌

本日、麟太郎の一周忌。
一年前の2010年1月16日の早朝4時に、麟太郎は帰泉した。
http://d.hatena.ne.jp/azuki-glg/20100115/1263585811
そう言えば、冬の「超」怖い話が終わったのを見越したタイミングで、麟太郎は天に帰って行ったのだった。


病気の発覚から帰泉、そして万夜が来るまでのことについては、昨年、竹の子書房版電子書籍【ねこのこと。麟太郎のこと。】にて、ご紹介させていただいた。
さぼり記での覚え書きに訂正と写真を加えたものだが、「飼い猫に不治の病が発覚した後にすること、起きること」の防備録として、猫と暮らす人に少しでも役立てれば、麟太郎も本望と思う。






昨晩から体調を崩していたこともあって、今日はリビングでうとうとしていた。
早朝、四時頃、万夜が非常にかまびすしく騒ぎ、僕の顔をなめ回して起こす。撫でても払いのけてもやめようとしない。
ブランケットを被っても上からも下からもブランケットの中からも外からも、何度となく身体をこすりつけ、そして顔や手や膝をなめ回す。一匹や二匹じゃないみたいな、たくさんの猫にもふられているような多幸感。
それからまたうとうとと浅い眠りに落ち、夜が明けた頃にまた目を覚ました。


麟太郎、お帰り。そしておやすみ。


ねこのこと。麟太郎のこと。(PDF/0円)
http://tknk.wwu.jp/?p=133