平成23年度予算案を巡る紛糾

だいたい僕が忙しくて手一杯な時期と、政局、政治的紛糾ってリンクしてんだよなあ……。

拾いネタで現状把握のみ。

3/1 AM2:00 ← ここ重要

民主:予算案だけ衆院で採決するお。関連法案なければ審議する根拠ないけどよろしく
自民:関連法案もセットで参議院に送らないとダメだろJK
民主戦いは数だよキリッ*1 ← 真夜中に強行採決
西岡参議院議長(※民主議員):あーその予算案「参議院をバカにしてるので、*2 受 け 取 ら な いから」
民主:えっ ← 民主首脳部も予想外だった


3/2
西岡参議院議長、枝野官房長官を呼びつけて叱責「参議院なめとんのか、いてまうぞコラ」

枝野官房長官:ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。お願いですから受け取ってください
西岡:チッ、仕方ねぇな今日付けで「受領した」ってことで受け取っとく
自民:じゃあ明日から審議しようぜ!(徹底的に追い詰めたるぞ!覚悟しとけよ!!)
民主:ヤダ。ほっといて自然成立させる。*3 ← なんと政権与党が予算審議拒否※前代未聞*4
自民:えっ ←今ココ


「予算が成立しなくて困るのは民主党ではなく国民だ!」(枝野官房長官
予算案が成立しないことで民主党=政府はまったく困らない、ってどういうことなんだろうと思ってはいたが……。
何事も他人事の英雄気取りに「試しにやらせてみれば、役職が人間を作る」なんてことを期待したら、こうなりましたの巻。

*1:民主が衆院多数派なので、野党の反対は数で押しつぶせる、という主旨。自民が2/3を持ってるときには確か「数の暴力」がうんたらかんたらと……

*2:現在の参院は自民のほうが強いため、参院民主は戦力外、アテにしてません、というのが衆院が通過させた予算案、という理解。

*3:参院が日程内に結論を出せない場合、予算案は自然成立する、という法律。

*4:「数があるから野党と議論などしない」という姿勢は政権簒奪後からずっと民主がやってきたことで、ある意味今更驚かない。彼らは「維新」とかなんとか気取ってたけど、維新というのは「勝てば官軍」の言葉にあるように、勝者による独裁だと思ってたようなのだなあw