テロ

「テロのおすそ分けですω」
という感じで、農産物が箱で届いた。
カボチャ、ナス、トウモロコシ、アスパラ、ピーマン、(たぶん)満願寺唐辛子、などなど。
うちの実家の友達(港湾系)や老父が現役の魚屋だった頃がこんな感じで、干物や刺身(というかマグロのサク)が、トロ箱にぎゅうぎゅう詰めになって送られてきた「魚テロ」を思い出すw
「一個や二個送ったって手間は変わらないし、だったら送品用の箱いっぱいぎりぎりに詰めて」
というのもあるけど、産地の人は扱う単位が「食べるときの1個、2個」
じゃなくて
「小売店とかに送るときの1ロット、2ロット」
が普通だったりするので、「知り合いに喜んで貰おう」が5kg、10kg単位だったり。
数百キロ以上を扱う生産者にはささやかな数字なんでしょうな。
でもその、数百、数十gの一個一個の野菜の栽培、収穫は完全自動化というわけにはいかず、人の手で育て、人の手で収穫・選別された手間暇の掛かってるものであるわけで、これはもう大事にいただきます、と。