旧友チーズフォンデュ
1990年代にあった角川書店の騒動ｗの折、僕は当時のＫＭＯが出していた雑誌の維持に取り組んだ傭兵であった。コンプＲＰＧの他、当時のコンプティークにも関わっているのだが、このときマルカツＰＣエンジン*1などとして加わっていた旧友の一人が、「超」怖い話にも「情けない目撃譚の嵐」「無闇に不幸な男」として登場する紐井氏。
当時戦友だった知己達はそのほとんどが散逸してしまい、今も元気にしているのか業界にいるのか、それもわからないような具合なのだが、紐井君とはなんだかんだで付き合いが続いている。
特にフリーは一緒の仕事場にいないと付き合いが薄れがち、消息も途絶えがちであることを考えると、この付き合いは貴重だなあ、と思う。
特に用事はないんだけど、ときどきたまに顔を合わせて酒を飲む、というのが嬉しく思える年齢になったのだなあ(^^;)
本日はチーズフォンデュでおもてなし。
下拵えさえしてあれば楽なんですよ、これ。
そして久々にワインの日。
紐井君持ち込みの北イタリアの白／オルヴィエート・クラシコ・ビジ、僕の本日の本命のニュージーランドの白／ペガサス・ベイ、物足りないときの控えｗのモーゼル白／ツェラー・シュワルツカッツ。
白尽くし甘口尽くし（オルヴィエート・クラシコは若干ドライ）で。
ペガサス・ベイは「国にはこだわらないのでリースリンクでできるだけ甘い奴＋ご予算」で選んでもらったのだが、不思議なワインだった。
香りはほとんどしないというか「俺、鼻詰まってる？」というくらいわからないのだが、口に含むと「うわっ」てきて「甘っ」てくる。そして舌に残らず、また含むとまた「うわっ甘っ」。
トロッケン直前くらい甘いけど、アウスレーゼ扱いという。ほとんどデザートワイン。
でも大変美味しい。
デイリーじゃないいいワイン*2は大事なお客のときのみと決めているので、ワイン系の来客がないといいワイン飲まないのだがｗ、やっぱ美味しいねえ。
お土産で頂戴した鴨とパストラミと生ベーコンとぎんなんｗも美味美味。
美味しいねえ。本当、美味しいねえ。
いい日であった。
