自在鉤再び

囲炉裏で鍋をつつきつつ、如何に囲炉裏には自在鉤が必要か、どのようなシステムを考案中か、どこに自在鉤を設置固定するかなどについての詳細なプランをプレゼン(家人と義父母に)。
「テレビが見えないから」と家人は相変わらず渋るのだが、利用しないとき、シーズンオフは畳んでおいてテレビを見るのにも邪魔にならない、という画期的システム(笑)を考えついたので、それについて説明。家人のご両親は「あー、それはいいね」と賛成。
「うちの親父が【息子に何か残したい】とか言ってるんで、横木を彫って貰おうかと思ってんですよー」などと親孝行な側面を見せて点数を稼ぎつつ(笑)、自在鉤計画を次のフェーズに移す。
とりあえず、火棚の代わりになる(自在鉤を吊すアームになる)モノを注文。
アームの土台部分はルミナステンションラック(天井に固定するタイプ)を利用することにしたので、建前上は「散らかっている小物を乗せるための家具」ということになっている。
居間は「家具らしい家具がない(ので広く感じる)」というのが売りだったが、自在鉤には替えられない<優先順位は自在鉤のほうが上
 
自在鉤そのものは、現代物を買っても3〜4万円くらいからする。
生活骨董なんかを買ったら、上は天井知らず。
でも、それは僕の身の丈には合わないし、欲しいのは美術品ではなく実用品なので……。
自在鉤というのは、鉤部分などを除けば充分自作できる。というか、昔の人は自作していたわけで(もちろん、鉤部分は除く)、この際作っちゃおうかなー、とかなんとか考えている。
見映えはともかくとして、実用にするには強度が求められるものでもある(鉄瓶や鍋を吊すわけだから)。
これから先、何度か安い素材で試作して、強度と構造についての経験値を積んでから本番モンを作ろうと思う。
先は長い。