ローラー交換

先日、洗車→スターター分解→のついでに外して外しっぱなしになっていたフロントタイヤを分解。
新型のローラーと交換するため。
 
G-Motionは、ハブのない中空のタイヤのホイールの内側を、4個(前)×5個(後)の、計9個のローラーが支える構造になっている。それぞれ、下、前、後ろ、上+下、前1、前2、後ろ、上の位置にローラーがある。
先日、リアタイヤを支えるローラーを新型と交換したのだが、今回、フロント側も交換してしまうことにした。
 
旧型のローラーと新型のローラーの違いはローラーの溝の形と、外周部分の形。
旧型ローラーは外周部分は達磨のように滑らかな曲面になっているが、新型ローラーの外周部分はエッジが立っている。というか、ローラーの外周部分は何かに接地することがないので、処理の手間を省いた、ということだろうか。
溝については断面が異なる。
旧型は滑らかな丸底になっていたが、新型は平底になっている。これは、ローラーに直接触れるホイール内側部分の幅に合わせ、遊び(=ガタツキ)を極力減らす改良と思われる。
また、旧型ローラーに比べると、新型のほうがローラー中央部分(軸を支える金属チューブ)の厚みが増している。これは強度の向上だろう。
 
ただ、気になる点もある。
従来のローラーと同様に固定してしまうと、若干、ローラーの回転が鈍くなる(ローラー自身の摩擦係数が大きい?)気がする。
実際に乗ってみないとなんとも言えないが、手でタイヤを回してみたときの回転も鈍いような……。(何かかりかりという引っかかりがあるような……)
 
一度乗ってみてなお抵抗が気になるようであれば、ワッシャを少し薄いものに変えてみる必要があるかもしれない。
 
カウルの内側の泥汚れが物凄いので、明日あたりカウルの内側をよく洗ってから再組み立て。
週末は天気が崩れるらしい。
それ以前に風邪を治さないと何もできない。ううう。