父入院

孫の風邪をもらったようで、実家の老父がまたまた入院。
肺の悪い人なので、非常に心配。
実家から電話やSkypeが入るたび、〈すわ!〉となっては安心する、のを繰り返す。

で、先程実家の老母から
「入院先でヒマだろうから、送ってもらった本をおじいちゃんのとこに置いてきた」
とのこと。
えーと……確かに怪コレ1を送りました。
でもいいのか。怪談本だぞ、それ。
入院中に読ませていい本かどうか非常に悩む。


さて。
その会話は実家PCからのSkype通話で知らされたものなのだが、実家は弟夫婦に孫3人と老父母の三世代7人家族。
そんだけいて、PCは老夫婦の部屋にのみあり、一応使っているのは老母のみ。(老父は主に四川省担当)
メールは一応使いこなしているのだが、「まずメール! それとブラウザ! ついでに2ちゃんねる!」という偏った始め方をしたせいもあって、「なんとなく使える」というところに留まっている。
まあ、PCを「個人用情報端末」として捉えた場合、

  • メール(個人間の情報交換)
  • IP電話(個人間の情報交換・通話)
  • ブラウザ(Webページ閲覧、新聞、動画、写真の閲覧)
  • 2ちゃんねる(今のところ閲覧のみ。新聞などに替わる、ニッチ情報の入手)
  • ゲーム(四川省ソリティアで十分)

ができれば、他のことは焦らなくてもいい気がする。
本人としては、

  • 日記(以前、ワープロやPCで日記を付けていたので)

は再開したいらしい。
あとやってほしいのは、

  • blog(情報発信)

など。これについては後述。


Skypeについては、先だって三重の従兄弟のところからSkype通話を試していたく気に入った様子だったので、実家PCにSkypeを入れてみたら親から頻繁に連絡が来るようになった。
これも親孝行(笑)

しかも、三重の従兄弟もうちの親も僕のblogを毎日見てるらしい。
やばし。やたらなこと書けない!
でも気にしない!<気にしろ自分


老母(71)は一応Skypeを使いこなすようになってきた。
ということで、次のステップとしてblogを教え込み中(去年くらいから断続的に)。
もともとワープロ(僕のお下がりを無理矢理)を使っていたので、キーボードで文字を書き込むことに抵抗がなかったことが幸いしていると思う。
だいたい、あの世代の人はとにかくやたら手紙を書く習慣があるようで、文章として体を成しているかどうかは別としてもw、ワープロでは結構長いこと日記を付けていた様子だった(一度見たことがあるのだが、誰に見せるでもないのに、もんのすごくみっちり書いてあって却ってびっくりした)。


常々思っていることだけど、人間は老いれば足が悪くなり腰が悪くなり、だんだん身体が動かなくなってくる。それでも手が動き頭が動くうちは、まだなんかやれることがあるんじゃないかと思う。
というより、やれることを少しでもやらないとどんどんぼけていく。
手を使う、それと連動して頭を使うということは、ボケ防止に非常にいい、と昔から言われている。ギリギリまで働き続ける人は、早くにリタイアした人より元気でいられる期間が長いというし、いつも怒ってる人、笑ってる人、人のことを気にしてる人なんかもなかなかボケないらしい。
その意味で、足腰立たない老人にはどんどんPC使ってもらって、脳みその中身をできるだけデータ化していってもらいたい気がする。
お婆ちゃんの知恵袋データ化(当人による入力)っていう奴だ。


そんなわけで、放っておくと愚痴ばっかり書きかねないのだが(笑)、「食べ物の話」と「子供の頃の思い出」と「昔の幸せだった記憶」は、書いても角が立たない上に、若い人に感心されると思うのでどんどん書きなさい、書いて残しときなさい、自分のPCは必ず壊れるからネット上に残しなさい、とアドバイス

とりあえず、「おいしいイルカの煮方のコツ」を書き始めたようだ。
良きかな。