Proximity
大昔の話なのだが、四川省かなんかにハマって朝から晩までそればっかりやってたことがある。
事務所の機能が止まるほどで(笑)、スタッフ全員がPCに向かって朝から晩まで四川省だけをやってるわけで、もうそれはアホであるとしか。
四川省はうちの実家の老父もハマっていて、実家にPC入れたとき「とりあえずゲームからでもいいから触ってみることか肝要だ」とかなんとか言って、四川省その他幾つかのゲームを入れた。他のゲームはほぼ見向きもせず、もう朝から晩まで四川省やってたらしく、「休みの日とか、仕事から帰ってきた後とか、5時間くらいずーっとやってる」と老母がぼやいていた。そういう老母もかなりハマっていたようで、「2分で解けるようになった!」とか、なんか老人らしからぬハイスコアを連発しているのを自慢していた。
事務所ではディアブロ(初代)にもスタッフ全員がハマったことがある。当時はタブレットを使っていたのだが、朝から晩までタッチペン(スタイラス)の先端部分が摩滅して平らになるほどディアブロをやり込んだものだった。事務所内LANで。やっぱアホであるとしか。
ProximityはFlashベースのゲームなのだが、どっちかというと四川省的な中毒性があって、なんかえらいことハマる。
ものとしては、数字を使ったオセロのようなもの。
先手赤、後手青でランダムに登場する数字を、交互にHEX(六角形のマス)に埋めていく。
このとき、そこにすでにある数字(相手)より大きい数字を隣接させて置くと、相手の数字がそのまま自分の色に変わる。
【赤12】の隣に【青14】を置くと、【青12】【青14】に変わる
【赤12】 【赤7】の間に【青14】を置くと、【青12】【青14】【青7】に変わる
自分の色の数字があるマスの隣に同じ色の数字を置くと、隣接していたマスの数字が1上がって強化される。
【青7】【青19】の隣に【青8】を置くと、それぞれ【青8】【青8】【青20】になる。
数字は1から20までで、20以上はない。
どこに置くか、どう開けていくか、どれを補強し、どれを橋頭堡にするか、などなど、かなり戦略性が高い。
このゲームがDSで出ていたら、もしかしたら朝から晩まで取り付かれたようにやってしまう可能性が高い。
シンプルなルールのゲームほど奥が深く、またハマると戻れないというからのう。
テーブルゲームの好きな人は、いっぺんやってみるといいと思う。