雑感・来年の予定

今年はあと二日で終わるので、今やってるものも含めて以後は「来年の予定」となる。

忙しさにかまけて忘れないうちにメモ。

  • Λは正月休みの間に表記統一その他の磨き込み作業をすること。年明けたらよい子進行で校了したい。糞ガキ校了*1にならぬよう引き締めねば。
  • 来年4月発売の怪異伝説ダレカラキイタ? の第一巻・二巻は、年明けに原稿煮詰め直し作業。第三巻の準備も始めないとね。うん。
  • ナックルズの原稿、年内に書けませんでしたorz年明け一番で書こう。
  • 雨宮氏の単著監修、これも年が明けたら猛ダッシュで作業。余裕あったはずなんだけど、10〜12月が忙しすぎたorz 早めに進行しておいてよかったけど、貯金使い切ってるなあ(´・ω・`) でも久々に無理言って実現させてもらった話でもあるので、いい本に仕上げたい。揃ってる原稿を読む限り、たぶん度肝も尻子玉も抜けると思う。
  • 来年3月発売の弩枠の原稿も書かねば。今回は(ry
  • 講談社のあれもあれしなければ。
  • 例年のあれもあれしなければ。
  • 新しいあれもあれしなければ。


ざっと見渡すと、来年の4月くらいまで作業予定は概ね埋まっている感じ。今は夏にレギュラーがないので、夏頃に本を出す予定は今の時点ではないのだが*2、もしかしたらアレが来るのかもしれない。
アレの続刊が決まる可能性もある。

そういや、今年だって「今年の夏は暇なんですよ」とウッカリ吹聴しちゃって夏が消滅し、「今年は10月がぽっかり空いてますね」とウッカリ吹聴しちゃって、そこに仕事が3本ねじこまれるという狂気の沙汰に陥った。
なんか似たようなことがありそうな気がするorz


ともあれ、大して売れているわけでもなければ大きな賞をいただいているわけでもなく、それでも22年も途切れずに毎年何かしらお仕事のお話を頂戴して、それで本を書いて食べて行けてるということについては、感謝しなければいけないな、と年の瀬にはいつも思う。
いなくなってしまった友人たち、僕よりもずっといいものを書けたはずの人達が去ってしまった中、僕のようなポリシーのよくわからん人間が居残っててもいいものなのかしらと思ったりもするのだが、それもこれも各社の編集さん、小人さん、そして何より読者の皆様の叱咤激励ご愛顧御礼のおかげであろうかと思う。


ポリシーは「細く長く物陰で」。
来年も大きくブレイクすることなくw、こつこつぽちぽちと地道な仕事をしていこう、と思う。*3

*1:印刷所の人が怒るような

*2:怪談屋として秋冬が忙しいのはいかがなものかw

*3:今となってはもうこれしかできないからなのだけど、本の仕事を志したのは「種を残したい」からだったよな、ということをちょっと思い出した。僕自身は実子がいないので自分を投影した種は残らないんだけど、精神的な(または信条的な)意味での種を蒔くことはありがたいことに続けてこられた。ボクシングのトレーナーと同じで、自分は世界にはいけないけど、自分の代わりに自分を世界に連れて行ってくれる人を育てることができれば、それは僥倖だよなーと思ったりもする。来年もそうした種、苗を探し植え育てていけたらいいな、と思うのだが、それを自分の手柄にしたつもりで満足することなく、ただ読者に奉仕するものとして日々粉骨砕身していこう。