いざ、キャバクラ!
小泉〈ウルトラマンキング〉純一郎と同じくらいインパクトがあった本日のキーワード、「いざ、キャバクラ!*1」
現在、日本の与党は民主党。
国会は、衆参いずれも第一党*2から議長が、第二党から副議長が選出される。
というわけで、現在の衆参議長は与党【民主党】の選出議員。
というのを踏まえた上で、現在の参院議長は2007年の参院選で民主党が第一党になって以来、民主党の江田五月が務めている。
で、その江田五月参院議長のとこで、後援会及びマスコミ関係者を政治活動費でキャバクラ接待していた、というニュースが出てた。
初出は毎日変態新聞。
民主5議員団体 クラブ、キャバクラ…政治活動費で飲食(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090930-00000002-maip-pol
名前が上がっている該当者は、
参院議長の他に、閣僚が二人も。
民主党は03〜07年に計約548億円の政党交付金を受け、これは党本部の全収入の約8割。同党が所属議員に配る「政党交付金ハンドブック」は、交付金から酒を伴う飲食費の支出を禁止している。
ふーん。
麻生前総理が、自費*3でバー通いをしていた……というのが随分叩かれたことがあったが、公費でキャバクラ接待するのはアリなのか?
「キャバクラは庶民的、ホテルのバーよりずっと人間的暖かみが感じられる」
という擁護が入ったら、さすがに苦笑するしかないけど。
しかし、政党交付金は、民主党の政治資金=全収入の8割を占めるらしい。
元々建設族議員だった小沢幹事長や、実家と母親が金持ちの鳩山首相などを除くと、大部分の民主党議員は企業献金も少なく、また企業献金は将来的に禁止しようとしている。
そうなると、政党交付金*4と議員歳費*5頼りの民主党議員は、「党から貰った政治資金」は非常に重要な収入源となる。
今後は、特に固有の支援者を持たない議員は、財布を握る小沢幹事長の顔色次第では、政治生命が干上がる可能性もあるわけで、ここらで接待しておかないと……という目算も働いたんだろうか。
ねえ。
ところでこのニュース、テレビでやってた?
ラジオで流してた?
そして、何日間話題になり続けると思う?
「説明責任を果たしたから問題ない」
「返納するから問題ない」
「今後気を付けたい」
「あやまったんだからもういいじゃないか」
それどころか、一度だけ流して後はニュースにはならずにすぐに風化するか、そもそもニュースにはしないで「なかったこと」にさせるかどっちかかもな、とか思うんだけどどうだろう。