また余震

夜半23:30頃、震度6弱地震
東京地方は、あの本震のときなみの長い揺れ。
東日本全体、というよりも北米プレートの上に乗っている地域のほぼ全てが揺れた、といった感。
仙台、岩手、宮城が停電の由。
運転停止中の女川原発の冷却装置三系統のうちバックアップ二系統が止まったが一系統が生きているということで、女川原発に被害なし。
青森県六ヶ所村の処理施設の冷却装置の外部電源が停止したが、予備のディーゼル三機は三機とも無事で、こちらも被害なし。
福島原発は作業員に被害なし、状況は安定し追加被害はなし。
津波被害は目立ったものはなし。


夜半1:30頃までに一通りの情報が出尽くし、2時前頃にはNHKが野球中継に戻っていた。他局は通常通り。
今回の余震は、マグニチュードで言えば阪神淡路大震災よりも大きかった。電柱が倒れまくった富士宮地震よりも、今なお不明者の見つかっていないニュージーランド地震よりも大きかった。
なのにこの安定、この落ち着き。


人はそれが災害であっても慣れるものなのだな。


居間の振り子時計は23:30で止まっていた。
数日前にネジを巻いたばかり。
でも、震度4以上の地震があるとだいたい止まる。
機械は誠実だ。